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【保存版】 SDカードの録画時間の目安・容量と時間早見表

【保存版】 SDカードの録画時間の目安・容量と時間早見表

ビデオカメラやデジタルカメラで映像や写真を記録する上で、必要不可欠となるSDカード。しかし、一口にSDカードといっても様々な種類があります。自分が使う上でどのようなSDカードを購入すればよいかわからない人も多いと思います。そこで、SDカードの種類とニーズに合った録画時間の目安をもとにSDカードの選び方を説明したいと思います。



容量と撮れる時間の目安


実際の録画時間はカメラの設定や動画の圧縮方式、ビットレートなどによっても異なる場合があります。以下は、フルHDの動画におけるSDカードの容量と撮影可能な時間の一覧です。容量と録画できる時間の大体の目安を覚えておいた方が便利です。容量と撮れる時間の一覧をみると、フルHDの動画で、4GBでは約40分、8GBでは約1時間20分、16GBでは約2時間40分、32GBでは約5時間20分、64GBでは約10時間40分撮影できます。目安としては、フルHDの画質で録画する場合、1GBで約10分録画できることを覚えておくとよいでしょう。

SDカードの容量 撮影可能な時間(フルHD)
4GB 約40分
8GB 約1時間20分
16GB 約2時間40分
32GB 約5時間20分
64GB 約10時間40分

SDカードの容量と撮れる時間の目安です。ビデオカメラによってスピードクラスや対応しているSDカードが違うことを話してきました。ではビデオカメラにオススメのSDカードとは一体どのようなものなのか。近年、ビデオカメラは小型化に加え録画できる映像の画質が上昇傾向にあります。

SDカードの容量 撮影可能な時間(4K)
4GB 約10分
8GB 約20分
16GB 約40分
32GB 約1時間20分
64GB 約2時間40分

録画できる映像の画質が上がると、フルHDの画質に比べSDカードの容量が同じ場合、画質が高い方が録画できる時間は短くなります。参考までに4GBで録画できる時間はフルHDの場合約40分ですが、4Kで録画すると約10分程度になります。

SDカードの寿命と容量

SDカードの種類

まず、SDカードの種類と容量についてまとめていきたいと思います。SDカードは主に、SDカード、SDHCカード、SDXCカードの3種類があります。この3つの大きな違いは容量の大きさにあり、一番小さいのはSDカードで、容量は2GBまで。次に大きいSDHCカードは4GBから32GB。一番大きいSDXCカードは容量は64GB以上あります。

価格と容量


SDカードの価格は主に容量の大きさが関係しており、容量が大きくなるにつれてSDカードの価格は高くなる傾向にあります。そのため、つい安くて容量の少ないSDカードを買いがちですが、旅先やイベントなどの行事では、思いの外必要以上に撮影してしまいがちになります。そのため、必要最小限の容量SDカードの場合だと気づいたら容量がなくなっていて、肝心なときに撮影できないということに陥ってしまいます。結果として、後々容量の大きなSDカードを買うはめになり、無駄な出費になってしまいます。このような事態を避けるためには録画する時間よりも少し大きめの容量のSDカードを購入する必要があります。

ビデオカメラ対応のSDカード一覧

そして、SDカードには3つの種類があることもお話ししましたが、ビデオカメラには対応しているSDカードと対応していないSDカードもあります。SDXCカード対応の機器には、SDXCカード、SDHCカード、SDカードの3つ全てが対応しています。SDHCカード対応の機器には、SDHCカード、SDカードの2つが対応しています。SDカード対応の機器にはSDカードのみが対応しており、残りの2種類のSDカードは使うことができません。SDカードを選ぶときにはスピードクラスと、対応しているSDカードの種類の2つを確認しておく必要があります。

SDカードの寿命


さらに画質が上がるとビデオカメラが要求してくるスピードクラスも規格が上のものになります。SDカードの寿命は丁寧に使えば10年以上使うことができます。しかし、ビデオカメラは10年で技術の向上にともない、ますます進化していきます。そのため、以前使っていたビデオカメラでは普通に使えていたのに、新しいカメラで使おうとすると容量が足りなかったり、スピードクラスが対応しておらず、適切に撮影することができません。ビデオカメラの性能要件に合わせたSDカードの選択が重要です。

スピードクラスとは

容量と録画できる時間の目安は大体理解できたかと思います。しかし、ビデオカメラに必要なSDカードを選ぶに当たって、気にするべきことは容量だけではありません。SDカードにはそれぞれスピードクラスというものが設定されています。スピードクラスとは「最低転送速度」を表す規格のことで、使用する機器に合ったスピードクラスを選ぶことをおすすめします。

スピードクラスの種類

録画した映像がコマ落ちしていたり、録画が途中で止まったりと録画に支障をきたします。スピードクラスはSDスピードクラスやUHSスピードクラスなどがありますが、フルHDの画質で撮るビデオカメラより、4kや8kに対応しているビデオカメラの方が要求される規格は高くなることを覚えておいてください。

録画時間を延ばすためにFPSを下げる

スピードクラスの確認はもちろんですが、SDカードへの保存時間を延ばすためにFPSを下げるのも1つのテクニックです。以下には一般的なFPSの設定値とその説明を示していますが、カメラのモデルやメーカーによって異なる場合があります。カメラのマニュアルや設定メニューを参照して、詳細な設定値とその目的などをご確認ください。

FPSの設定値 説明
24 映画のようなクオリティを持ち、比較的滑らかな動きを再現します。一般的な映画やドラマの撮影に使用されます。データ消費は少なめです。
30 テレビ番組や一般的な動画の視聴に使われるフレームレートです。滑らかな動きを提供しますが、24FPSに比べるとやや現実的な感じがします。データ消費は中程度です。
60 より滑らかな動きを実現するための高フレームレートです。アクション映像やスポーツの撮影など、速い動きがあるシーンに適しています。データ消費は高めです。
120 非常に高いフレームレートで、超滑らかな動きを再現します。スポーツ撮影やハイスピードアクションに最適ですが、データ消費が非常に高くなります。
自動 カメラが環境や撮影シーンに応じて最適なFPSを自動的に選択します。一般的には便利ですが、カメラの設定や制御に制限がある場合もあります。

想定より余裕のある容量がおすすめ

思い出を映像として残すことができなくてがっかりすることになるかもしれません。そのため、今必要最低限のレベルのSDカードを選んでしまうと、実際に録画するときに容量が足りなかったり、数年後にカメラを買い換えたときに後悔したりすることになります。SDカードはビデオカメラにとって思い出を記録する大事な媒体です。必要以上のスペックは必要ないと割りきるよりかは、ある程度余裕を持たせたスペックのSDカードを購入されることをおすすめします。



まとめ

いかがでしたか?ビデオカメラを上手に扱うためには、SDカードをうまく扱うことが必須の条件です。ここに書いてあることさえ頭に入れたいただければ、SDカードで迷うことは大幅に少なくなると思います。皆さんもぜひ、自分のスタイルに合ったSDカードを選んでみてください。