SDカード・microSDカードのよくある障害

よくあるSDカードのデータトラブル
認識されない場合
SDカードに書き込み保存されたデータであればパソコンで読み込みや書き込みすることができたり、閲覧することができますが、SDカードをパソコンや他の製品で認識することができない障害が発生する場合も少なくありません。そういった際に利用することができるのがデータ復旧サービスです。
SDカードのデータ復旧が必要になる場合・原因
SDカードはスマートフォンやデジカメ、ビデオカメラのデータを保存するために使用される方が多いことから、大容量の写真や動画などが保存されています。もちろん、抜き差しを行うことによって金属部の劣化、磁気による障害、水没、破折などの物理的な損傷が原因となる場合もあります。
火災現場での高熱による障害
火災現場で延焼した場所から出てくるスマートフォンの中にSDカードが入っている場合や監視カメラのデータ保存メディアがSDカードになっている場合があります。高熱で損傷があったとしてもデータ復旧の可能性はあります。ただし、こちらもどうようにSDカードを診断をしなければ復旧の可否はわかりません。
コントローラチップが破損する場合
火災現場となると高温な環境に取り囲まれてしまいます。そのような場合にはSDカードのコントローラチップが損傷することがあります。また、SDカード内部にはコンデンサーがあり、破裂してしまう場合があります。
SDカードの物理的な損傷を診断する
SDカードに目に見える損傷や曲がりがなくても物理的な損傷がある場合はデジタルカメラやパソコンなどが読み込むことができません。また、データ復元ソフトでは回復が困難です。データ復旧サービスでは「物理障害」と分類していますが、物理的な損傷が目視ではわからないほど細かなものである場合なども考えられますので、まずはデータ復旧サービスに相談なさることをおすすめします。軽度の障害か重度の障害か診断してもらうことが可能です。
SDカードを認識しない場合
SDカードをパソコンに挿し込んでも「ディスクを挿入してください」と表示され正常に認識されない場合には論理障害・物理障害ともに疑わしいです。この場合には迷わずデータ復旧サービスにご相談されることをおすすめします。
SDHCの場合にはPC側が非対応
ただし、SDHCの場合にはパソコン側が非対応の機種であると認識することができません。その場合市販のアダプターを利用することで接続することができます。パソコンがSDカードを認識しないこともありますが、お使いのパソコンがSDカードの規格に対応しているかご確認ください。まれにカードリーダーやパソコンの不具合がある場合があります。
カードスロットの接触を確認
SDカードスロットに埃や汚れが溜まっている可能性があるため、SDカードを挿入する前にカードスロットを確認して清掃してみてください。必要に応じて、空気で吹き飛ばすか、綿棒やクリーニングキットできれいに拭き取ります。
データ保存中に抜き出した場合
データをSDカードに書き込んでいる際中に壊れることもあります。この場合もデータ復旧サービスへの相談をおすすめします。データ復元ソフトを使用する場合には物理的に壊れてない場合には完全にデータを消失する可能性があります。
SDカード内のデータを削除した・フォーマットした場合
SDカードはスマートフォン、ビデオカメラ、デジタルカメラや監視カメラなど幅広い製品のデータの保存用に使われることもあってか、新たに撮影する際に削除してしまったり、上書きしてしまったりすることもあります。この場合でもデータ復旧サービスへの相談をおすすめしますが、削除してしまった、フォーマットした場合にはデータ復元ソフトも有効です。
おすすめできるデータ復旧サービス
SDカードにトラブルが生じてしまった場合にはデータ復旧サービスがおすすめです。Repairs編集部ではSDカードのデータ復旧を安心して預けることができるサービスをご紹介しています。
- 絶対に復元したい!信頼できるデータ復旧TechMag
- SDカードについて
- SDカードのデータ復元ソフト|フォーマット・削除した場合
- SDカード・microSDカードのよくある障害
- SDカードが認識しない場合