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【iPhone修理】データの取り扱いの違いって?キャリア(ドコモ/su/ソフトバンク)/メーカー/非正規

もし、iPhoneやお持ちのスマートフォンが落下や水没などにより使えなくなってしまったら修理をしなければなりません。保証に入っていれば大手キャリアで修理したり、MVNOで保証がないとか、たくさん壊しすぎて保証が対象ではなくなってしまって、街の修理屋さんに修理依頼しなければならない等、修理依頼先は様々です。

では、AppleaudocomoSoftBankに代表さレル正規店の修理(以下、正規修理店)と街の修理屋さんの様な非正規の修理店(以下、非正規修理店)では、メリット・デメリットがもちろんありますが、修理に出した際に一番気なる「データがどうなるのか?」について紹介します。

iPhone・スマホには個人情報が詰まっている

今、携帯電話といえばiPhoneをはじめとしたスマホを連想される方が多いと思います。2015年の総務省の発表によると、普及率は54%を記録し年々増加傾向です。スマートフォンは、多種多彩なアプリケーションを使う事で、電話機能以外にも様々なシーンで活躍し、欠かせないアイテムとなっています。

一方で、スマートフォンに入る個人情報も重要なモノが増え、近年では、この個人情報の取り扱いについて、個人上保護法にて非常に厳しい規制が設けられています。もしかすると、数年前にガラケーと言われる携帯電話が主流でだった時、機種変更時や修理時に簡易なデータ移行をやって貰った方がいるかもしれませんが、現在この様な背景がある為、一切行なっておりません。

では現在データは、どのような扱いになっているのでしょうか?正規店と非正規店のそれぞれに対してまとめてみたいと思います。

・正規修理店のデータの取り扱い

まず正規店の修理とは、故障機種と同じ色・同じ機種の新品に本体交換する事を指します。その際、データ移行は先程も述べた個人情報保護法の関係で一切行われません。データは主に、スマートフォンの基盤に付いているフラッシュメモリに保存されています。

データは基本的には完全に消去

そのフラッシュメモリを含む全ての基盤は分解されてしまいます。つまり、データは完全に消え去り、誰の手にもわたる事はありません。修理に出す前にバックアップが取れていない場合は、そのデータは二度と戻ってくる事はありません。もし仮に、正規修理店がが破棄した機種から誰かの個人情報が漏れた!なんて事になると一気に大ニュースとなり、企業経営に多大なる影響が出る事は必至です。

写真や連絡先等の個人情報には店員が接触不可

正規修理店ではデータに一切触らないで、基本的にどの様な修理内容でも、本体交換という案内になります。データに関しては、お客様自身でバックアップしたデータを自分で復元するしかありません。その際に、不完全なバックアップであったり、アプリ内での設定が出来ていなかったりすると、もうデータを取り戻す手段が無いので注意が必要です。

ただし、バックアップが完璧もしくは、データが必要ない場合、本体は新品となります。長く使うと言うことを考えるとメリットであると言えます。全てのパーツ(バッテリ等)が新品になりますので、複数箇所不具合がある様な方もオススメです。

正規修理の場合、データの漏洩はなし

データの漏洩のリスクはなく、誰かにデータを見られるのは嫌!と言うような不安を持つことなく修理をしてもらうことが可能です。その代わりといってはなんですが、データが消えてしまうことは免れられないので、バックアップを取っておくのは確実に必要です。

・非正規修理店のデータの取り扱い

非正規修理店に修理を依頼する場合も個人情報保護法が適応される状況は変わりません。しかし、非正規店では破損したパーツのみを交換する為、本体交換は行いません。例えば、落下させてしまいガラスが割れている場合、その割れたガラスのみを交換致します。

データが入っている基盤はそのままなので、全く変わらない状態でお使いになれます。バックアップは確かに重要な作業ですが、なかなか完璧にバックアップを取る事は難しいですよね。中には、アプリ内でバックアップの設定を必要とするモノもあり、大切なのは理解していても、そこまで手が回っていない方は多いと思います。

写真や動画、電話帳、アプリデータなど失いたくないデータは数え切れない程だと思います。そんな方は、非正規店で破損パーツを交換する事をオススメします。破損した画面やバッテリなどを交換することによって改善させる修理であれば、余程の事がない限りデータが失われる事はありません。

ただ、厄介ののが水没やソフトウェアトラブルです。この二つは、単純にパーツを交換すれば復旧すると言うもではない為、データが戻って来るかは、機種の状態と修理業者の技術次第となります。一度、完全に動かなくなった機種を復旧させる事は至難の業です。

復旧しない可能性もありますが、正規修理店では不可能な、データを取り出す最終アプローチが出来るのも非正規修理店の魅力です。なぜなら、本体の破損や紛失等は新しい機種に変更や交換をする事で元に戻りますが、データは一旦喪失すると二度と戻って来ません。

正規修理店がデータを消すと言うのが基本スタンスならば、非正規修理店はデータを救うと言うのが基本スタンスです。このデータの扱いこそが正規修理店と非正規修理店の大きな違いです。バックアップが不十分で、データが一番重要という方は非正規修理店をオススメします。

・結論

非正規修理の場合、データはそのまま

街中にある非正規のiPhone修理店の場合、データはほぼ消えません!でも、必ず直るとは限らない!

まとめ

この様に、正規修理店と非正規修理店ではデータの取り扱いに大きな違いがあります。過去に有名人のスマホのパスワードを入手した店員が修理に出される場合、データの扱いは一番気にされる所だと思います。今回の記事で、自分にはどちらの修理が適しているかの判断材料にしてみて下さい。