Surfaceの電源がつかない場合の失敗しない3つの選択
Surface(サーフェス)の電源がつかない場合の最善の選択肢をご紹介致します。復旧しなければならないデータがSurface内に存在するかどうかが選択肢の分岐点となります。もちろんどのような選択にもメリット、デメリットがありますので、パソコンメーカーでのエンジニア経験も踏まえ徹底的に解説いたします。
スリープモードではない
スリープモードになっている場合であれば、電源ボタンを押すことでSurfaceは立ち上がります。電源がつかない状態になることがありますが、ほとんどの場合電源ボタンを押すことで起動します。スリープモードから復旧する程度の状態であれば、すでにトラブル解決している方がほとんどかと思います。
Microsoftのロゴが表示されない
Surfaceの電源が入らない時には電源ボタンを押しても、Microsoftのロゴが表示されない状態になっています。立ち上がらない、画面が真っ暗で何も表示されないという方のために対処方法をご紹介します。
Microsoftロゴで停止、自動修復の準備
Microsoftのロゴが表示したまま先に進めない場合、自動修復の準備などのメッセージが表示される場合やUEFIブートエラー、回復画面、システムパスワードの入力が求められる画面が表示している場合の対処方法は別ページにて解説いたします。
Surfaceが立ち上がらない場合の対応手順
Surfaceの電源が入らない場合には下記の手順にしたがって対応してください。
- ①アクセサリを外し、Surfaceを純正の充電ケーブルで充電する
- ②キーボード (Ctrl + Shift + Win + B) とタブレットのショートカットを使用してスリープ状態を解除する
- ③強制再起動(電源ボタンを 20 秒間押して、強制的に再起動する)
周辺機器・アクセサリを外す
Surfaceでスマホを充電していたり、外部モニターを使用していたりと接続していることが電源が入らない原因を作っている可能性があります。イヤホン類も含めて一旦取り外してからSurfaceの電源ボタンを押してみてください。それにより立ち上がる場合にはアクセサリに問題があったと考えられます。
【参考】Surface がオンになったり起動したりしない- Microsoft公式
充電不足の場合
アクセサリを外して電源ボタンを押しても反応がない場合には正常に充電されていないことによる充電不足が疑わしいです。バッテリーが正常に充電されていないと電力不足になり、Surfaceが立ち上がらなくなってしまいます。また、純正の充電ケーブルを使用しないでサードパーティ製のケーブルを長期間使用することで本体内部に不具合が発生することもあります。
充電には純正のアダプター・ケーブルを使用
Surfaceの充電にMicrosoft製の純正の充電ケーブルを使用していることは非常に重要です。互換性がある充電ケーブルやACアダプターを利用することで電力が不安定になり、それが本体に対して長期的に負荷をかけてしまうことが原因で電源が入らなくなってしまうことがあります。
純正のアダプター・ケーブルを使用する
もし純正のアダプターやケーブルを使用していないでサードパーティー製のものを使用している場合には、純正のものを家電量販店やAmazonなどで購入し、試してみてもよいかもしれません。Surfaceの電源がつかない原因が電力の不安定さであればこの対処で一時的に改善する可能性があります。
電源が入らない場合の強制再起動
電源がつかない状態のSurfaceにおいて個人の方や非正規のパソコン修理店の方が試してもそれ以上の悪化が大きく見込まれない、専門家ではない方が処置しても問題がない対処が強制再起動です。これを試しても本体復旧しない場合にはそれ以上の作業をすることで致命的な損傷を加えてしまうことになります。
※注意点
強制シャットダウンをし、再起動を行う場合に何度も立て続けて行うことで状態が悪化する可能性があります。1度行ったらしばらく空けてから再起動を行い、それでも立ち上がらない場合には何かしらの障害が発生していると考えられます。
強制再起動の方法
Surfaceの強制再起動の方法はモデルによって微妙に違いますが、ほとんど同じで電源ボタンを15秒~30秒長押しすることで完了します。これによって電源ランプがつかない場合には以下をご覧ください。
Surfaceモデル別の強制再起動
モデルによってボタンの位置が異なったり、他のボタンも併せて押す必要がありますので、下記のモデルに関しては強制再起動方法のリストをご覧ください。
取るべきではない対処
分解や自己修理などを行うことでさらに状態が悪化することが考えられます。そのためご自身で行うべき対処は以下の2つです。
電源が入らないSurfaceの2つの対処法
データ復旧か本体交換の2つの選択肢があります。また、それぞれ問い合わせ先が異なりますので、下記にまとめてご紹介致します。
Microsoftでの本体交換
Surfaceの販売元であるMicrosoft(マイクロソフト)による本体交換によって正常に動くデバイスを手に入れることが可能です。法人での契約がない限り、オンラインでの問い合わせが必要です。また、依頼なさる際にはMicrosoftのアカウントにログインが必要です。
個人ユーザーの修理依頼先
【公式】 [デバイスのサービスと修理]
デメリット
デメリットとして考えられるのは手元に届くまでの期間が1週間程度はかかること、新品ではなくリファビッシュ品であることです。そして、工場出荷時の状態になるので、データが初期化されてしまうことです。
リファビッシュ品とは
リファビッシュ品というのは再利用品です。そのため誰かが使っていたものをクリーニングやメンテナンスを行って再度正常に動作する検査をした上で納品されます。
データ復旧業者によるデータ復旧
重要なデータが保存されている場合にはSurface内にあるデータにアクセスし、再び視聴可能にしたり、連絡ができるようにしたり、使えるようにする必要があります。
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サービスの流れ | ①お問合せ→②依頼品の発送→③お預かり無料診断→④データ復旧作業→⑤データ納品 |
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まとめ
Surfaceの電源が入らなくなってしまった際にはご自身で何か特別なことをするのではなく、アクセサリ類の取り外し、強制終了と再起動などを試した上で立ち上がらない場合にはマイクロソフトの修理サービスを利用するか、データ復旧業者に依頼するかをご検討ください。