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ソニーハンディカムの性能・録画時間の違いは?

ソニーハンディカムの性能・録画時間の違いは?

ソニーのデジタルビデオカメラのハンディカムには様々なモデルが存在しています。そのため、ハンディカムを購入しようと思っても、どれを買えば良いのか迷ってしまうという方も多いのではないでしょうか。各モデルごとの性能の違いや録画時間の比較を紹介しますので、購入時の参考にしてみてください。

FDR-AX700の特徴

まずは「FDR-AX700」です。FDR-AX700は、4K撮影が可能なハンディカムのフラッグシップモデルとなりますので、高機能を求めている方に人気のモデルとなります。光学12倍4Kなら18倍HDなら24倍のデジタルズームも搭載で、最大192倍までの超望遠での撮影が可能となっています。カメラに内蔵記録メディアは搭載されていませんので、SD/SDHC/SDXCメモリーカードやメモリースティックPROデュオなどの外部記録メディアが必要です。

4Kで約2時間12分の撮影が可能

録画時間ですが、64GBの記録メディアを使用し4K画質をフレームレート30pビットレート約100Mbpsで撮影するFDR-AX700における最高画質の場合だと約1時間21分となります。ビットレートだけを約60Mbpsに下げると4Kであっても約2時間12分の撮影が可能です。フルHDの場合はフレームレート60pビットレート約50Mbpsにすると約2時間40分の撮影が可能ですが、PSモードのビットレート約28Mbpsであれば約5時間18分の撮影が可能となります。また、最も長時間の撮影が可能なモードであれば約26時間36分の撮影が可能です。

機能・画質とメモリー容量を両立するならFDR-AX700!

付属のバッテリーを使用した場合は満充電で約3時間5分の連続撮影が可能ですが、NP-FV100Aの大容量バッテリーを使用した場合、実撮影時間は6時間オーバーです。ただし、使用環境や気温などによってかなり左右されてしまうポイントになります。オートフォーカス機能が充実していることや、ハンディカム史上最高解像度のビューファインダーやハンディカム史上最高解像度の液晶パネルを採用しているなどサイズが大きく重量もありますが、メモリータイプで機能や画質にこだわるならこのモデルになるでしょう。

FDR-AX100の特徴

同じく4Kに対応したハンディカムでもう少しコンパクトなのが「FDR-AX100」です。このモデルも内蔵メモリーは搭載されておらず、64GBのSDカードを使用して4Kの最高画質で撮影した場合、撮影可能時間は約1時間15分で、最も長時間の撮影が可能なモードであれば約24時間50分となります。

他機種との比較

オフィシャルのソニーストアでの販売は終了してしまいましたが、2016年発売の「FDR-AX40」「FDR-AX55」は内蔵メモリー64GBが搭載されています。この内蔵メモリーに録画する場合、4Kの最高画質で約1時間15分となり、LPモードで撮影した場合は約25時間の録画時間となっています。

カラバリ豊富なHDR-CX675

4Kまでは必要ないのでHDハンディカムで良いという方も多いでしょう。
カラーバリエーションも豊富で女性からの人気も高い「HDR-CX675」というカメラがあります。XAVC S HDによる最高画質での撮影を内蔵メモリー32GBに行った場合は約1時間10分の録画が可能となり、最長のモードで撮影した場合は約12時間20分の録画が可能です。

HDR-CX485の特徴

同じくHDカメラの「HDR-CX485」についてですが、こちらも内蔵メモリーは32GBです。内蔵メモリーに録画する場合、S/HDの最高画質では約1時間10分の録画が可能で、最長のモードだと約12時間20分の撮影が可能となっています。

録画可能時間の差

このように、モデルが変わっても、録画可能時間というのはそれほど差が出てくるものではありません。と言うのも、ビデオカメラの録画時間を左右するのはビデオカメラの性能ではないからです。ビットレートが高くフレームレート数も多ければ当然撮影した動画のサイズは大きくなり、これはカメラの性能が良くなったからといって同じ画質で撮影した場合であればほとんど差が出ないのです。そのため、カメラのモデルが違っても、記録メディアの容量が同じ条件であれば録画可能時間はほとんど変わらないという結果になってしまうのです。

録画可能時間とバッテリー

しかし、録画可能時間においてカメラの性能によって変わってくる部分も無いわけではありません。カメラに録画可能時間に違いが出てくるのはバッテリーです。これもバッテリーが大容量のものであればその分長時間の撮影が可能になるのですが、バッテリーの消費というのはカメラによってはもちろんのこと同じカメラであっても撮影の方法によって変わってきます。具体的に言うと、ビューファインダー使用時と液晶モニター使用時ではメーカー公称の消費電力にも違いが出てきます。また、撮影中に撮影以外の操作やズーム機能などの操作を行うと消費電力が増加します。バッテリーが切れてしまうと撮影することは出来ませんので、録画時間はバッテリーの持ちという観点からも見ていかないといけないのです。

まとめ

いかがでしたか?一概にソニーのハンディカムといっても、カメラの種類によって録画可能時間、撮影画質など様々な性能の違いをおわかりいただけたかと思います。撮影後のデータの保管方法もさまざまありますので、撮影データが増えれば増えるほど管理に気を使う必要が出てくると思います。また、データ保管中にトラブルでデータ保存媒体が壊れてしまったり、不具合や故障が発生することがあります。そういった場合に備えて下記の情報をご覧ください。

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