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ジェスチャーで操作できる!?DJI Sparkの特徴まとめてみた

ジェスチャーで操作できる!?DJI Sparkの特徴まとめてみた

ドローンに興味はあるもののハードルが高くてなかなか手が出せないかた、新しい機能が気になる上級者、どちらにもおすすめなのが遊びやすく高性能な「DJI Spark」です。

注目のスペックやサイズ、どんな点が優れているかについて見ていきたいと思います。

 

DJI Sparkとは

File:DJI Spark drone.jpg - Wikimedia Commons

以前にもDJIから折り畳みができるコンパクトなものが発売されていましたが、Sparkはさらに小さくなり、空撮だけではなく室内でも飛ばしやすくなった小型ドローンの代表ともいえる機体です。
非常に高性能で、機首に取り付けられたカメラは1/2.3インチCMOSセンサー搭載。1200万の高い画素数の静止画と1080p、30fpsで撮れる動画は、スムーズかつ色の再現度も優れたものとなっています。

さらに、飛ばすまでのハードルが低くストレスフリーである点も魅力。コンパクトゆえに墜落時に周囲に与えるリスクも少ないのも安心です。スマホに直接接続しての設定も3分ほどで完了。カラーバリエーションが5種類と幅広く、好みの1体を見つけられるのも嬉しいポイントとなっています。

 

DJI Sparkの操作方法

https://apps.apple.com/jp/app/dji-go-4/id1170452592

スマホアプリを利用する場合には「DJI GO4」を通して接続、あとは機種ステータス一覧を開いてフライト前にチェックし、自動離陸アイコンを選択して右にスライド、基本的に歯指示通りの簡単な操作のみで飛ばすことができます。

DJI Sparkの特徴は、このDJI GO4から設定を有効化させることでジェスターコントロールが可能であるという点。機体に手の平をかざし特定の動作を行い、シャッターを切る動きで写真撮影をするなど、指示した行動を実行させることができます。

機体の正面が顔に向く状態で電源ボタンを2回押して顔認証させ、その後自動的に離陸してホバリング。後は指定のモーションで動かすのみと直感的な操作が可能なところが快適ですし、スマホ画面に気を取られることなく、常にドローンに目を向けた状態で見守れ、自撮りも空撮も自由自在です。

 

DJI Telloとの違い

 

見た目こそよく似ているDJI SparkとTelloですがスペックは全く異なります。DJI SparKはサイズが143×143×55mmで300g、価格は54,800円なのに対して、Telloは98×92.5×41mmで80gとよりコンパクトで、なおかつ価格も12,800円と非常にリーズナブルですので、手軽さで見ればTelloのほうに軍配が上がるでしょう。

ただ、Telloの最大飛行時間は13分、操作方法がスマホからのみと限られていますからのがネック。DJI SparKは2,375mAhと2倍近いバッテリーを搭載し、ジェスチャーコントロールで操ることができるのもこちらのみです。

なお、肝心のカメラ性能にも違いがあり、DJI Sparkのサイズは3968×2976、最大動画解像度がFHD1920×1080、30fpsなのに対して、Telloは2592×1936、HD1280×720、30fpspといずれも控えめのスペックとなっています。より鮮明な画像が楽しみたいかたにもDJI Sparkがおすすめです。

 

DJI mavic miniとの違い

DJI mavic miniは2.7Kという十分なカメラ性能でありながらも重量が200g以下。DJI Sparkよりも100g軽量で、対角寸法も170mmと、213mmのDJI Sparkと比べて一回り小さく手軽に持ち運ぶことが可能です。価格も46,200円とDJI Sparkより10,000円ほど安く設定されています。

さらに最大飛行時間も18分とDJI Sparkより2分長く、室内外問わずあらゆるシーンにスムーズに活用が可能。3軸ジンバルなのでブレにくいというメリットがあります。DJI Sparkは静止画サイズこそほぼ違いはありませんが、FHDでさらに2軸であることから、総合的な性能面で一歩及びません。

しかし、DJI SparkのバッテリーはDJI mavic miniの約1.5倍と持ちがよく、DJI mavic miniではジェスチャーモードを使用することができません。使い勝手の快適さで言えば、DJI Sparkが優勢です。

 

最後に

DJI Sparkは専門的な知識がなくても設定が簡単。さらに手振りで操作できる面白さが多くのかたに支持されています。
手を出しやすい価格帯でありながら優れたスペックで、ドローン初心者にも遊びつくしているかたにもおすすめです。