スマートフォンの故障・障害|データ復旧
携帯電話やスマートフォンから写真、メモ帳、アドレス帳など重要なデータを取り戻したいという方のために情報をまとめています。基本的に「スマホ内部の写真データやアプリをとにかく何とかしたい」とお考えの方にはデータ復旧サービスの初期調査・利用を推奨しています。しかしながら、契約しているキャリアもデータ復旧サービスを提供しています。
契約先キャリア(ドコモ、au、Softbank)のデータ復旧サービス
ドコモ、au、ソフトバンクではそれぞれデータ復旧サービスを提供しています。しかしながら、復旧対象のデータやアプリが限定的です。
ドコモのケータイデータ復旧サービス
ドコモのケータイデータ復旧サービスはドコモの補償サービスを利用している方であれば1100円でサービス提供を受けられるサービスです。補償サービスに未加入の方であっても8800円で利用することが可能です。
そのため、費用は低額ですが、復旧対象とするデータが限定的であること、また一部のデータの復旧でもデータ復旧成功とされています。また、スマホ本体の返却をされることがありません。そのため、大切なデータの復旧確率を上げたい、抽出するデータ量やアプリのデータまでたくさんのデータを復旧たい方にはおすすめできません。
大切なデータは壊れたスマホの中にしかありません
スマートフォンのデータの救出を最優先で考えると壊れた端末の返却がされないのは非常に大きなデメリットとなります。データ復旧においては1社目に依頼する企業が重要ですが端末の返却がなければもう一度トライすることができなくなってしまいます。また、アプリによっては引き継ぎが必要なものもあるかと思いますが、それも壊れた端末の中にしか存在しませんのでデータを引き継ぐためにはデータ復旧が必要です。
スマートフォンの販売元メーカーへの相談
次にスマホ販売メーカーによるサポートです。こちらは格安SIMを使用している方やメーカーから直接スマホを購入している方の相談先になります。ただし、基本的にGalaxy、AQUOS、Xperia、Pixel、HUAWEI等のすべてのスマホメーカーでデータ復旧サービスを提供していません。そのため、スマホ本体にどうしても必要なデータがない場合にはメーカーに依頼することはできません。メーカーはあくまでも純正パーツとの部品交換によるスマホの正常な動作を保証した修理サービスを提供しているためです。
データ救出するならデータ復旧サービスに相談を
AndroidOS搭載のスマートフォンのデータ復旧はiPhoneなどと比較しても作業難易度が高いです。Androidスマホのデータ復旧に対して高い技術を持つエンジニアを抱えるのは困難です。その理由としてはAndroidスマホは複数のメーカーからさまざまなモデルが発売しているためです。そのためデータ復旧に求められる技術力および研究開発が十分にするのが難しいです。とにかくデータを救出したい方、新しいスマホにデータを復元したい方はデータ復旧専門業者にてまずは初期調査をされることをおすすめします。
まとめ
無水エタノールを利用して乾燥させる方法など、ネット上ではさまざまな方法が紹介されていますが、無水エタノールは揮発性が高く、取り扱いを誤ると火災に繋がることさえもあります。また、最新のスマートフォンなどに対してエタノールをかけることで復旧率が高くなることはありません。