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おすすめデータ復旧サービス4選!評判・価格で徹底比較

おすすめデータ復旧サービス4選!評判・価格で徹底比較

パソコンが起動しなくなったり、外付けHDDが壊れて認識しなくなったり、スマートフォンが壊れてデータにアクセスできなくなるトラブルはある日突然やってきます。このページは仕事で使用しているパソコンのHDDが壊れてどうしようもなくなった経験をしたことのある私自身が当時に欲しかったおすすめできるデータ復旧サービスの情報をまとめて解説します。

信頼できるデータ復旧専門サービス3社

大切なデータを取り扱う環境を整えている証明である情報セキュリティの国際基準であるISMS(ISO27001)の取得済みであること、捜査機関との取引実績や成功報酬制を導入しているかなどを含めてデータ復旧サービスをご紹介いたします。

業者名 公式HP 評価 サービスの特徴
データスマート 公式HP
  • 警察への複数の捜査協力実績
  • 元捜査一課刑事の佐々木成三氏も推薦
  • 完全報酬制で安心のデータ復旧サービス
AOSデータ復旧センター 公式HP
  • 売上No.1の復元ソフト開発会社
  • データ復旧に関連する特許取得済み
デジタルデータリカバリー 公式HP
  • 国内売上14年連続No.1のデータ復旧専門業者
  • 24時間365日受付可能

安心して任せられるデータ復旧サービス3選

日本国内には専門業者やデータ復旧サービスを含めて100以上存在します。修理サービスとは全く違い、メーカーであってもデータ復旧サービスを自社で提供できないほど専門性が高いため、技術力で評価するのは非常に難しいです。これらの指標をもとに安心して依頼することができるデータ復旧をご紹介いたします。

株式会社ブレイディア データスマート

データスマート
株式会社ブレイディアの運営するデータスマートは元刑事(デジタル捜査班班長)で現在はテレビコメンテーターとして活躍する佐々木成三氏がおすすめするデータ復旧サービスです。また、元SONYのエンジニアの乗松伸幸氏もおすすめしています。最後発のデータ復旧サービスなため、サービス開始から2年程度しか経っていませんが警察からの感謝状を受領することからも高い技術力が伺えます。スマートフォンなどの最新デバイスはもちろん監視カメラなど古くからある製品のデータ復旧まで対応しています。世界標準のISMSを取得していることと、指紋認証や顔認証での入室管理を行っているのでセキュリティ面でも安心できます。

Googleの口コミ高評価:信頼のデータ復旧サービス

Googleの口コミで高い評価を受けています。総合評価4.9を誇り、119件の口コミを集めています。迅速で信頼できるサービスとして多くの利用者から支持されています。復旧のスピードや技術力だけでなく、顧客対応の丁寧さも高く評価されています。初期調査は無料で、緊急対応にも迅速に対応できる体制が整っており、様々なデータトラブルに対応できる点が口コミでも好評です。

データ復旧業界のリーダー:広範な対応力と信頼

あらゆるOSやストレージメディアに対応するデータ復旧サービスを提供しています。Windows、Mac、Android、iOS、Linuxなど、幅広いシステムに対応し、PC、スマートフォン、外付けHDD、NAS/RAIDなど、ほぼ全ての記録媒体でのデータ復旧を行っています。他社やメーカーで復旧不可能とされた案件でも、成功した事例が多数あります。

公共機関からの信頼と実績:警察からの依頼も多数

埼玉県警や愛知県警などの公共機関からも信頼され、犯罪捜査におけるデータ復旧を手掛けてきました。このような実績が評価され、デジタルフォレンジックの分野でも高い技術力を持っています。また、大学や研究機関からのデータ復旧依頼も多く、高度な技術を駆使して難易度の高い案件にも対応しています。

データスマートの基本情報

所在地 東京 スピード対応 特急作業サービス
復旧実績 官公庁、捜査機関、大手企業、研究機関など 店舗持ち込み 対応
料金体系 成功報酬制 セキュリティ ISO27001(ISMS)
見積り・診断 無料 対応メディア スマホ/HDD/Macbook,Surface等(SSD搭載ノートパソコン)/NAS/RAID/仮想サーバー/クラウドデータ復旧など

料金

株式会社ブレイディアのデータスマートのデータ復旧は媒体ごとに料金を決めています。

媒体 成功報酬 費用目安
パソコン 55,000円~
スマートフォン・携帯電話 55,000円~
タブレット 55,000円~
外付けハードディスク(HDD) 55,000円~
サーバー・NAS・RAID機器 99,000円~
SSD 99,000円~
USBフラッシュメモリ 44,000円~
SDカード・micorSDカード 44,000円~
CFカード、XDCAMなど 44,000円~
CD/DVD/BD/磁気テープなど 77,000円~
レコーダー/監視カメラ 220,000円~
ビデオカメラ 44,000円~
その他 要見積り
デジタルフォレンジック調査 要見積り

AOSデータ復旧センター

エーオーエスデータ復旧サービスセンター
AOSは元富士通出身者の起業家が立ち上げたデータ復旧サービスです。多くの家電量販店(ヨドバシカメラ)やメーカー、au(KDDI)からのデータ復旧サービスを受託していることからも技術力があり、オススメできます。家電量販店にデータ復旧を導入する際の担当者は最低限の記憶メディア製品の知識があることからもある種の専門家からの評価・推薦を受けてる点もおすすめできるポイントです。一方でGoogle Mapでの口コミ数は多くなく判断が難しいですが、ネガティブなコメントが復旧しなかった場合のみであることからも悪質なデータ復旧サービスを提供していることは考えられません。

データ復元ソフトで20年連続販売シェアNo.1! 圧倒的な技術力で信頼性抜群

データ復元ソフト業界において、20年連続で販売シェアNo.1を誇る企業です。その高い技術力と信頼性で、多くのユーザーから選ばれ続けています。日々進化するデータ復元技術により、個人ユーザーから大規模な法人まで、さまざまなデータトラブルに迅速かつ的確に対応可能です。

Google口コミで平均評価4.7! 最短数時間で即日納品可能な特急サービス

Googleの口コミ評価で平均4.7を獲得しており、その高い顧客満足度を誇示しています。データが急を要する場合には、最短数時間での即日納品が可能な特急サービスを提供しており、時間が貴重なビジネスシーンや緊急事態にも迅速に対応できます。

経済産業大臣賞を受賞! 犯罪捜査や不正検証に関する実績も豊富

過去に経済産業大臣賞を受賞した実績があり、企業としての信頼性と社会的な貢献度が評価されています。また、犯罪捜査や不正検証のためのデータ復元にも多数の実績があり、法的に重要なデータの復元においても高い信頼を得ています。

パソコンメーカーなど大手企業との提携! 難易度の高い案件にも対応可能

NECやLenovo、SONY、KDDIといった国内外の大手企業と正式に提携しており、難易度の高い案件にも対応可能です。これにより、最新技術を必要とする高度なデータ復元にも万全の体制で臨むことができます。

料金について

AOSデータ株式会社の復旧料金は35,530円(税込・納品媒体費別)~ですが、基本的には症状と機械の種別によって決まっています。基本的には成功報酬型で定額制を採用しています。

症状 軽度障害 中度障害 重度障害 その他
パソコン・外付けHDD・外付けSSD・ビデオカメラ・タブレット 63,800円 107,800円 195,800円 別途見積り
スマートフォン・携帯電話 52,800円 要問合せ 107,800円 要問合せ
USBメモリー・SDカード・光学ディスク (CD/DVD/BD) 41,800円 85,800円 107,800円 要問合せ

【関連】

デジタルデータソリューション株式会社:デジタルデータリカバリー

デジタルデータリカバリー
デジタルデータリカバリーは日本国内での売上No.1の実質データ復旧会社です。警視庁などの捜査機関からの表彰実績があります。そして、データ復旧設備を50台以上保有しています。ただし、Google Mapに寄せられる口コミにはサービス利用を不安にさせてしまう評判が多く見られましたので、強くおすすめできるか判断できかねるので、3位としています。

デジタルデータソリューション株式会社:14年連続国内売上No.1の信頼性

データ復旧専門業者として14年連続国内売上No.1を誇るデジタルデータソリューション株式会社は、1999年の創業以来、データ復旧業界の最前線で活躍する老舗企業です。HDDやUSBメモリなどのデータリカバリー事業において、これまでに累計46万件を超えるインシデント対応実績を持ち、TOYOTAや東京大学など、大手企業だけでなく官公庁、大学、病院などさまざまな業界の企業から信頼を寄せられています。また、同社はセキュリティ対策や秘密保持契約(NDA)の締結に注力し、情報漏洩のリスクを最小限に抑える対応を徹底しています。データ復旧は一度のチャンスで結果を出す必要があるため、実績を重視する方に特におすすめです。

復旧率95.2%!高度な技術力と国内最大級の復旧ラボ

デジタルデータソリューション株式会社の復旧率は驚異の95.2%を誇り、これは国内最大級のデータ復旧ラボと、幅広い機器や障害に対応する高度な技術力に支えられています。同社には、サーバー復旧を専門とする「RAID・サーバー緊急対応チーム」や、物理的な破損に特化した「物理復旧チーム」など、障害の種類に応じた専門チームが存在し、難易度の高いケースにも柔軟に対応可能です。ラボには国内外から集めた300以上の復旧設備が備わっており、古い機器の互換性にも対応しています。これにより、2017年から2024年までの各月において、復旧率最高値を更新し続けています。

他社で復旧不可の機器も復旧可能!7,300件超の実績

他社で復旧不可能とされた機器の相談件数は7,300件を超えており、その多くが成功に至っています。デジタルデータソリューション株式会社では、データ復旧の第一歩となる初期診断を重視しており、最短5分で異音や電圧測定を含む精密な診断が可能です。過去の症例データを電子カルテとして蓄積し、復旧作業の精度を向上させる取り組みも行っています。これにより、製造メーカーや他社で復旧不可能とされたケースでも、復旧できる可能性があります。

24時間365日対応!全国出張診断も無料

24時間365日、無料で相談・診断・見積もりができる体制も整っており、急なトラブルにもしっかりと対応可能です。特に法人のお客様には、全国どこでも出張診断を無料で提供しており、持ち込みが困難な機器でも安心して対応を依頼できます。

料金について

デジタルデータソリューション株式会社のデータ復旧・復元サービスは復旧料金は診断結果に基づいたプラン(成功報酬制あり)の提示があります。原則としては、復旧希望データの容量で料金の目安を決めています。

500GB未満 5,000円〜 1TB以上 20,000円〜
500GB以上 10,000円〜 2TB以上 30,000円〜

成功報酬制と記載があっても作業費が発生するケースも

見積書

参考:Google Mapのクチコミで見れる見積書

データ復旧のサービス形式によっては作業を依頼してから途中かどこかのタイミングで望んでいたデータが復旧できなくても作業費が請求される契約になっている場合があります。そのため発注前(復旧作業着手前)に十分に注意を払う必要があります。上の画像にある見積書は成功報酬費とは別に作業費が発生する旨を記載していますが、成功報酬制を謳っているデータ復旧ではあり得ない記載方法です。

パソコン救急バスターズ

パソコン救急バスターズ超速対応データ復旧
パソコン救急バスターズは埼玉県にデータ復旧センターを構えています。関東圏はもちろんのことながら、多くの地域で出張サービスを提供していますので、利便性の高いおすすめのデータ復旧事業者です。PC内蔵HDDからiPhoneまで幅広く対応していますが、データ復旧の初期診断費用に3000円がかかります。初期診断がかかることはデメリットですが、多くの地域で出張対応をしていることやマルウエアEmotet (エモテット)に関する注意喚起を行っていることからも出張エリアにお住まいの方はまずお問合せされても良いかもしれません。

基本情報

所在地 埼玉県 スピード対応 特急作業サービス
出張対応エリア 千葉県八街市、横浜市保土ヶ谷区、埼玉県本庄市、高崎市福島県いわき市、仙台市若林区、京都市、姫路市飾磨市 店舗持ち込み 対応
料金体系 成功報酬制 セキュリティ ISO27001(ISMS)
見積もり・診断 初期診断費用3000円 対応メディア 内蔵HDD//外付けHDD/内蔵SSD/NAS/サーバ/USBメモリー/SDカード/CD/DVD/ビデオムービー/HDDレコーダー/MOフロッピーディスク/iPhone

 

壊れた製品に保存されたデータは貴重

壊れた東芝ノートパソコン
仕事をする上でパソコンはなくてはならないツールになりました。ビジネスマンでパソコンを使用しない人はいません。パソコンを使って作る「データ」は誰にとっても価値が高いです。この重要なデータを保存しているのがHDD(ハードディスクドライブ)です。全てのデータが保存されたHDDが壊れることで正常に認識しなくなってしまうのです。

このページを編集しているのは実際にパソコンが壊れた体験者ですので、私自身の「パソコントラブル」時の改善点も含めて、実体験を踏まえて、徹底的にわかりやすく解説させていただきます。ほぼ全ての方とってパソコンが壊れて認識しなくなるのは初めてのトラブルです。安心してデータ復旧をご依頼いただけるようにまとめました。

大切なデータのトラブルには慎重に

例え少ないデータであっても、緊急性が高かったり、二度と作成することができないデータや、継続的に作成し続けてきたデータなど重要性が最も高いモノです。壊れたパソコンは買い替えれば新品を買うことが可能ですが、データは唯一無二の貴重なもので壊れたパソコンや外付けHDDに保存されています。

もちろん、時間をかければ再度作成することができる会計データなどもあるかと思います。ただし、その場合であってもご予算によって業者によるデータ復旧サービスを利用するか再度作業を行うことでデータを作成するかどうかを選択することもできます。

明確な選定基準だけを搔い摘んで、これがあれば良いということは難しいのでデータ復旧サービスを選定する上で選定するポイントを注意点とともにご紹介いたします。

データ復旧は不確実なもので復旧率は100%になることはありません。データが壊れている場合もあれば、そもそも復旧できない場合もあります。とはいえ、データ復旧について調べている方は依頼するならデータ復旧を成功させてくれそうな業者に依頼したいのは誰もが思うことです。そのため、データ復旧サービスはほとんどの場合において成功報酬制を採用しています。また、無料診断サービスも提供しているので活用しない手はありません。

お子様の写真や成長記録動画のデータ復旧も

HDDに撮り貯めた子供の写真や動画のデータを整理しようと考えていた矢先に外付けHDDが壊れてしまった、というのは口コミを見ていたらよくあるトラブルのようです。データ復旧は企業向けなイメージが強かったのですが、ほぼ全ての事業者が個人の方に対応しているので安心してください。官公庁に用いる技術を用いる場合もあれば、そうでない場合もあるようですが、壊れたHDDの破損状況によってデータ復旧作業は異なります。

よくある障害

データ復旧サービスを利用する場合によくある故障・トラブル事例をご紹介いたします。

データが壊れる・動作がおかしい

HDDが壊れたとしても、データは壊れていません。正確にはデータが壊れているかどうかはデータ復元をして、実際に確認してみるまでわかりません。また、データを見ようとしたらアクセス出来なかったり、動作がおかしいということもHDDが壊れる予兆やHDDが壊れていることが原因の可能性もあります。

ただし、データ復元ソフトとデータ復旧サービスを比較するとデータ復元ソフトが得意とするトラブルは限定的です。そのため、「あらゆる製品及び障害」に対応できるデータ復旧の利用をおすすめします。データ復旧というものの存在はほとんどの方が知らないと思いますのでご紹介します。

技術力が高く、信頼のポイント

正直に申し上げて、HDDのデータ復旧の技術力の違いは素人では判断することはできないと言えます。ある程度ハードウェアなどのガジェットやパソコンに詳しい人であったり、仕事で情シスやエンジニア(SE)などを行っている人でも判断することは難しいはずです。また、データ復旧率などの数値が公開はされていたとしてもデータ復旧が必要になった製品の状態において全く同じものは存在しません。そのため、出来る限り公開情報をもとに徹底的に調査し、比較検討する必要があります。

  • 【信頼性】第三者からの推薦
  • 【信頼性】官公庁との取引実績
  • 【技術力】スマホなどの最新デバイスへの対応
  • 【安心】GoogleMapの口コミ

さまざまな指標でデータ復旧を比較することができます。持ち込み可能か出張対応、宅配、即時対応などの対応力で比較することもできますが、私自身、信頼できてデータ復旧技術の高いサービスに依頼することが最も価値が高いと考えて以上の指標を選定しました。

信頼することができる第三者からの推薦があることは評価することができます。エンジニアや元捜査機関関係者などが理想です。大学の教授などからの評判の高さは一見良さそうですが、専門性を有するデータ復旧においては高学歴で賢そうな有名大学教授であってもデータ復旧に関する知識は変わりありません。そのため、権威性の高い教育機関からのデータ復旧実績があると言う判断材料としては有益です。

官公庁との取引実績

間接的ではありますが、技術力の高さは実際に第三者からの評価や推薦が得られているか、官公庁との取引実績があるかによって予想することができます。なぜならば、官公庁は税金を投じて委託して業務を依頼するため、妥当性のある業者への発注になるからです。また、基本的には一度依頼した業者のことは信用しているはずです。

GoogleMapの口コミ・評判

Google Mapの口コミに関してはサクラのレビューを書く業者等も存在しているのも事実としてありますが、単純に評価の低いレビューを見ることでデータ復旧復元サービスを予想することができます。基本的にはマイナス評価やネガティブなものを確認することでご自身が受けたくない体験が予想できます。なぜならば、マイナス評価、すなわち★を1つしかつけていないレビューには顧客体験としてしたくない不快さを誰かが実体験として残している可能性が高いからです。

ISMS認証やPマークの取得

ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)やPマーク(プライバシーマーク)を取得している企業であれば安心して個人情報を預けることができるのではないでしょうか。ISMSは情報の機密性・完全性・可用性を維持し、絶えず改善を行うために外部の検査機関とサービス運用状況を確認された上で認証されています。
【参考】

データ復旧を選定する3つポイント

データ復旧サービスを選定するのにあたって、定量的な指標で計ることは実体験からも非常に難しいと思いました。正直メーカー修理の部品交換などと異なって、何の作業をしてもらうのかわからないので、部品が純正のものであるか等も重要ではないですし、技術力がどう違うのかも素人なのでわかりませんでした。実際に体験した経験から参考になればうれしいと思い、選定の際のポイントをご紹介いたします。

【選定基準①】本当に復旧してくれそうかどうか

データ復旧の技術力が業者選定基準において最も重要なのは技術力です。ただし、技術力というのは非常に計りづらいものですが、依頼をする際の判断材料にすべきは「実績」と「対応製品の多さ」です。HDDのデータ復旧はデータ復旧の基本中の基本ですので、対応していない業者はいませんが、そういった業者はスマホや最新のノートパソコンなどへの対応はしていません。データ復旧技術のアップデートがされていないことが原因であると考えられます。

【選定基準②】信頼できる実績がある

信頼できる業者であるかどうかはさまざまな視点が求められるかとは思いますが、官公庁の実績があるかどうか、復旧率が高いかどうかなどを総合的に判断する必要があります。データ復旧サービスは個人情報を取り扱うので、最低限の個人データ情報の取り扱いをしているかどうかも気になる方もいらっしゃるかと思いますが、絶対条件としては「復旧してくれそうか」と「信頼できるか」だと思いました。

【選定基準③】セキュリティの高さ

ISMS認証
世界標準のISMSやプライバシーマークなどのデータや情報管理の体制が整っている企業であれば、より一層安心して壊れてしまった製品を預けることができると思います。そのような企業に問い合わせたときに壊れたスマホのデータ復旧には対応していない、と言われてしまいました。壊れた製品のデータ復旧に対応していないとデータを再び使えるようにはなりません。セキュリティは重要ですが、データ復旧対応技術力には及びません。

技術力はわかりづらい

データ復旧の技術力は素人目にはわかりません。警察に対して技術協力をした実績があるか、というところが重要です。重大事件を解決するのにあたって、信頼できる業者に依頼しなければ捜査は難航します。証拠データが復旧できなければ解決しませんし、未解決事件となってしまいます。そのため技術力があると考えられる業者選定をします。また、あらゆる製品が事件に関わってきますので、それらに対応している必要があります。

壊れているが、自分の大切なデータが詰まっている

壊れてしまったのでデータ復旧をしたいものの、信頼できない業者にHDDは預けられません。悪意を持てばデータを見られてしまうかもしれません。ただ、データ復旧の作業は半年以上かかるものもあるようなので、よほど有名人でもない限り、わざわざデータを見られることもないのかとは思いました。

データ復旧サービスを利用するメリット

データ復旧サービスを利用する際の主なメリットとして、以下の3点が挙げられます。

  1. 高いデータ復旧率 データ復旧サービスでは、専門のエンジニアが高度な技術と設備を用いて復旧作業を行うため、個人で試みるよりもはるかに高い確率でデータを取り戻すことができます。特に、論理障害だけでなく、物理的な破損がある場合にも対応できる点が大きな強みです。
  2. 迅速なデータ復旧 経験豊富な技術者が作業を担当するため、データ復旧が迅速に進むのも大きなメリットです。個人で復旧作業を行う場合、試行錯誤に時間がかかることが多いですが、プロに依頼することで重要なデータを短時間で取り戻せる可能性が高まります。
  3. 強固なセキュリティ体制 機密情報や個人情報を含むデータを扱う企業にとって、セキュリティがしっかりしていることは非常に重要です。信頼できるデータ復旧サービスは、情報漏洩を防ぐための厳重なセキュリティ体制を整えているため、安心してデータを預けることができます。近年では、データ保護に関する法規制も強化されているため、セキュリティ面の信頼性はますます重視されています。

さらに、技術開発をしているデータ復旧サービスでは最新の記憶媒体や技術にも対応しており、クラウドストレージ、テープメディア(AIT、DAT、DDS、DLT、LTOなど))のデータ復旧も可能です。これにより、多様化するデバイス環境に対応できるのも、データ復旧サービスを利用するメリットと言えます。

データ復旧に関するよくある質問

データ復旧サービスって何?

データ復旧サービスとは、破損や誤操作、システムエラーなどによってデータにアクセスできなくなった場合に、そのトラブルを解決し、記憶媒体内のデータを復元するサービスです。

例えば、ハードディスクやUSBメモリ、SDカード、スマートフォン、サーバー、NASなど、多種多様なデバイスからデータが取り出せなくなるトラブルがあります。これらの原因は、機器の破損や水没、または誤って大切なデータを削除してしまうことなどが挙げられます。

そんな状況において、データ復旧専門業者に依頼することで、高度な技術力と専門知識を活かし、データ復旧率を最大限に高めることが可能になります。

専門に依頼すれば必ずデータが復旧できるの?

必ずしもデータ復旧が成功するとは限りません。物理的な破損が深刻だったり、データが削除された後に新しいデータの書き込みを繰り返すなど上書きされてしまった場合など、状況によっては復旧が難しい事例もあります。データの状態や記憶媒体の損傷度合いによって、復旧の可能性が大きく左右されます。

そのため、データ復旧サービスを選ぶ際は、各業者が公開しているデータ復旧率や過去の症例実績を確認することが大切です。また、業者によっては復旧が成功しなかった場合に料金が発生しない「成功報酬型」の料金システムを採用しているところもあります。事前にこうした条件を確認することで、依頼後の不安を軽減することができます。

データ復旧はどのくらいかかる?期間

データ復旧にどれくらいの期間がかかるかは実際に壊れた媒体・機器を調査する必要があります。あくまでも目安としては10日前後というところでしょうか。
軽度であれば数日ですし、中程度の障害であれば1週間程度~2週間程度、重度の場合は30日以上かかるなどケースバイケースです。
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完全成功報酬制を謳う業者を選ぶべき?

データ復旧を依頼する際、「完全成功報酬制」を採用しているかどうかに目が行きがちです。しかし、実際には完全な成功報酬制を採用している業者はほとんど存在しないため、この点には注意が必要です。

一般的に、データ復旧サービスの多くは、作業開始前の診断料や基本料金を設定しており、復旧に失敗しても一部の費用が発生することがあります。つまり、データが復旧できなかった場合でも、一定の料金がかかるケースがほとんどです。そのため、「完全成功報酬制」を標榜する業者でも、事前に契約内容や料金体系をしっかり確認することが大切です。

成功した場合のみ高額な費用が発生する業者もありますが、これは復旧技術に自信を持っていることを示すものでもあります。依頼者としては、データの重要性や業者の実績を踏まえ、慎重に業者を選ぶことがリスクを最小限に抑えるポイントです。

修理とは何が違うの?

 

まず製品が壊れた際には製造元であるメーカーや購入店にお問合せをされるかと思いますが、メーカー修理の目的は再び使用するようにできることです。そのため、あまりにも損傷がひどい場合には本体交換(データが保存されてない)、初期化をしてデータを完全消去した上で修理作業を行います。一方でデータ復旧はデータを再び使えるようにするサービスです。メーカー修理を行った製品は初期化されてしまいますので、データ復旧は不可能ですが、データ復旧サービス利用後にメーカー修理サービスを利用することは可能です。なくてはならないデータが壊れた機器内部にある場合にはデータ復旧専門業者に相談されることをおすすめします。

データ復旧とメーカー修理の違いについて

データ復旧はどのようにしてできるの?

 

データ復旧は壊れてしまったメディアや機器の損傷個所を一時的に動くようにしたり、動くようにしなくともデータを復旧することができる設備と技術開発をしている業者が行っています。読み込みができなくなったり、誤ってデータを消去してしまっていてもメディアによっては完全に消失しておらず、残っています。これらを救出するための技術力は知識や経験といった専門性が必要です。

データ復旧の仕組みについて

データ復旧は中身も見られる?

 

データ復旧は復旧希望データが壊れていることもあります。そのため、中身を見られるのは恥ずかしいという方もいらっしゃるかもしれませんが、ファイルが壊れているのに代金を支払うのは嫌ではありませんか?復旧に失敗しているのに、代金を支払う・・・作業依頼後のキャンセルができないのにデータ復旧作業の発注することは難しいと思います。

恥ずかしいデータの中身も見られる?

データ復旧の料金相場は?

 

データ復旧は業者に依頼する場合には、発生している障害や記憶メディアによって費用は異なります。それはデータ復旧作業の難しさや作業工数によっても幅があります。そのため費用相場はあくまでも目安としてご理解ください。また、データ復旧技術力の高い業者であると作業内容や抱えているエンジニアが多くなるので、見積金額に幅が出てきます。

  • 記憶メディアの種類
  • 損傷の度合
  • 障害の種類(物理障害、論理障害)
  • 障害の重症度
  • 依頼台数
  • 作業期間
  • 納期までの期間

データ復旧料金相場について

データ復旧は自力でできるの?

軽度の論理障害、たとえばデータを誤って削除してしまった場合などであれば、データ復元ソフトを利用して自力でデータを復元できる可能性があります。しかし、データ復元ソフトの成功率はそれほど高くなく、実際の復旧率はおおよそ10~20%程度とされています。また、有料版にしても復旧できない場合もあるようです。このため、軽微なトラブルであっても確実にデータを取り戻せるわけではないため、注意が必要です。

さらに、物理的な損傷が原因でデータが失われた場合、データ復元ソフトを使用して自力で復旧することは不可能です。たとえば、ハードディスクの重度障害には、高度な専門技術と専用の設備が必要となり、これらを持たない一般の利用者が対応することは極めて困難です。物理障害の場合は、データ復旧の専門業者に依頼するのが最善の選択と言えるでしょう。

近年では、新しいタイプの記憶媒体が増えており、これらのデバイスでは復旧方法が異なる場合もあるため、新しいメディアに対応する高い技術力を持つ専門業者に依頼することがますます重要となっています。

まとめ

HDDが壊れたら基本的に修理することはできません。そのため、データ復旧をする必要がある場合にはご自身で何とかしようとせずに、データ復旧専門サービスを利用されることをおすすめします。選定基準をもとにデータ復旧専門業者を総合的に評価し、判断をすることでデータ復旧が成功に繋がることを願っています。一番最初に相談しHDDを預ける業者選定がデータ復旧において最も重要ですので、実際に問い合わせて顧客対応、データ復旧実績や支払い条件を確認されることをおすすめします。

機器別データ復旧情報