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悪徳業者・詐欺対策!データ復旧業者の選び方・注意点

悪徳業者・詐欺対策!データ復旧業者の選び方・注意点

データ復旧対応を謳ってる業者は詐欺、というタイトルのページをいくつか見ましたが、その内容に違和感があったので、データ復旧業者の経験者が正しい情報をまとめました。データ復旧対応を謳っている業者を詐欺扱いしている人たちはデータ復旧サービスをよく知らないことが最大の問題です。

iPhoneが浸水して電源が入らなくなったけど、バックアップには大事なデータが保存されていない・・・。どうすればいいんだろう?という時にお役立ていただける情報をこちらのページではまとめています。すでにいくつかのiPhoneのデータの取り出し業者に連絡した方もそうでない方もご覧になっているかと思いますが、選び方も初めての場合、何がいいかわからないですし、どこに注意すればいいかもわからないと思います。




iPhoneデータ取り出し業者の注意点

まずデータの復旧をするのにあたって、注意すべき点をまとめます。ここに記載している点に該当しなければ、データ取り出し業者はそれなりに信頼できるかもしれません。診断費用、作業費用を求める場合には注意が必要です。

以下には特に気をつけるべき注意点をかんたんにまとめます。

診断費用を要求してくる業者は危ない

iPhoneのデータ復旧はモデルが新しくなるにつれて難易度は確実に高くなってきています。しかしながら、iPhoneのデータ復旧に関しては他店で分解されていなければ(1店舗目であれば)、成功報酬で対応してくれるのがデータ復旧専門業者です。そのため、手付金で3000円~5000円前後を求めてくる事業者には注意をしましょう。

電話で問い合わせた際に即決を求めてくる

iPhoneが水没してしまって、不安になっている時に正しい判断をするのはとても難しいです。そのような心理状況の際にデータ取り出し事業者に電話で問い合わせて、即決でデータ復旧の依頼を取り付けようとする事業者には注意をしてください。

早い方がいいけれど、どこでも良いわけではない

iPhoneの画面交換やバッテリー交換の店舗は全国で1000店舗以上あります。しかしながら、どこでも同じようにデータ復旧のサービスを提供することはできていません。特に新しいiPhoneに関しては基盤の修理をすることでデータを取り出すことができますが、かなり難易度が高いので、できる事業者とそうでない事業者に別れてきます。そのため、近所のiPhone修理屋さんに持ち込んでみよう!という考えは捨てて、ネット上で吟味してください。

失敗しない!iPhoneのデータ復旧の依頼先選び

iPhoneのデータ復旧をする時にどこに預けるかによって、成功率は変わってきます。データ復旧業者を選ぶ上で、iPhoneのデータ復旧対応を謳っているからと言って、詐欺業者であることはありません。

フランチャイズ店は選ばないのが無難

フランチャイズ展開しているということは、裏を返せば比較的かんたんな修理業務をマニュアルに落とし込んで、展開しているということになります。そのため、データ復旧などの難易度の高いことができるスタッフはほとんどいません。データ復旧にはプロフェッショナルの技術が求められます。店舗が近くにあったとしても技術力の高いエンジニアを抱えている可能性はかなり低いと言えます。

iPhoneデータ復旧業者の正しい選び方

ここでどのようにiPhoneデータ復旧事業者の選び方をお伝えします。かんたんにまとめると上記の注意点に引っかからない事業者にお願いするということです。そして、正しい技術を持っているかどうかもそうですが、予算によっても異なります。データに対しては個人の価値観で値段が決まると言っても過言ではありません。そのため、どのような料金体系であるかも含めて検討してください。

データ復旧の実績を公開している

iPhoneのデータ復旧の実績をブログ等で公開しているかどうかを確認しましょう。これが一つの目安となります。また、設備を準備しているかどうかも公開されていればなおさらベターです。基盤の修理じゃなくともデータ復旧ができる場合もあります。

料金体系がわかりやすい

手付金や料金の上限が明記している事業者を選ぶことをオススメします。何故ならば、法人であったり、予算が特に自分の中で決まっていない場合には業者の言いなりで、それくらいお金がかかることかもしれない、と思ってしまいがちですが、だいたいの料金が明確で、本体の損傷の程度で料金が別れている費用体系で展開している事業者をオススメします。

データ復旧料金の目安

データ復旧に関しては本体の損傷具合にもよりますが、1万円〜3万円程度が一番軽度の場合でしょう。中程度の損傷の場合でも5万円前後であることが想定されます。この場合には基盤の損傷があってもそれほど重度ではない場合があります。重度の症状の端末を持ち込む場合には基盤修理が必要ですし、それに関しては高くても10万円〜20万円程度が目安です。メディア代(USBやディスクなど)や送料などは別途かかる可能性があります。あくまでも目安ですが、参考になれば幸いです。

初期化してしまったiPhoneのデータ復元は不可能

iPhoneにおいてデータ復旧が確実にできない状態がいくつかありますが、そのうちの1つとしてあるのが、初期化してしまったiPhoneです。これに関しては世界中どこを探してもありません。ですので、初期化してしまったiPhoneのデータ復旧の相談をして、初期費用や手付金が発生する場合は詐欺である可能性が高いので、十分に注意してください。




まとめ

水没して焦ってしまう気持ちはありますが、慎重に大切なデータを預ける事業者を選定することはとても重要です。この判断の正確さによって、データ復旧の成功率が高まります。それほど予算をかけられない・・・。という方は自分でできるデータ復旧もあるのでご安心ください。まずは分解することなく、自分でできるデータ復旧をトライしてみて、それでダメであれば諦めると判断する、データに対しての自分自身のルールを策定されることをオススメいたします。

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