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スナップ写真は誰にでも撮影できる!初心者が覚えておきたいコツを紹介

スナップ写真は誰にでも撮影できる!初心者が覚えておきたいコツを紹介

スマホカメラが身近になり、面白いスナップ写真を撮影する人が多くなりました。より美しい写真を撮りたいならスマホより一眼レフと聞きますが、初心者だとどのような差があるのか分からない場合が多いでしょう。ここでは、一眼レフの良さを簡単に説明し、スナップ写真の撮影で使えるテクニックやコツのほか、おすすめの一眼レフについて紹介します。

一眼レフのよさ

一眼レフで初心者が普通に撮影しても、被写体が美しく際立つような背景がややぼけた感じの写真になります。背景がぼけることで被写体が埋もれず、写真全体がごちゃついたイメージになりません。例えば人物やペットのスナップ写真を撮影した場合、被写体の良さが伝わりやすい写真になるでしょう。一方、スマホで撮影した写真は、被写体と背景の写り方にほとんど差がないのが特徴です。このため、被写体を際立たせるにはグラフィックソフトなどを使用して加工する必要があります。写り方の違いは一眼レフとスマホカメラに搭載されるセンサーに違いがあるからです。加えて一眼レフはF値と呼ばれるピント調整の機能があるほか、レンズ交換が可能なため、背景のぼけた感じを自分好みにコントロールできます。また、センサーがスマホカメラよりも大きい一眼レフは光を多く取り込むため、暗い場所でも自然で美しい写真になるなど、初心者でも簡単に様々なスナップ写真を上手に撮影できるのです。

スナップ写真を撮るコツ

スナップ写真にありがちなのは、ただ見たままの写真になってしまうことです。面白いと感じた被写体の面白さを写真で伝えるには、コツやテクニックが必要ですが、初心者でもできる簡単な技があります。まず、自分が見ている視点を変えてみましょう。様々なアイレベルを試して、変化や面白さが感じられるアングルを見つけてください。同じ被写体でも、アイレベルの高低さによってまるで違う表現になります。ローアングルであれば子供を巨人のように撮影し、ハイアングルで大人を小人のように撮影することもできるでしょう。見たままをありのままに撮影するのがスナップ写真ですが、物の見方を工夫するだけで面白さは変化します。

フレーミングを楽しむ

スナップ写真の面白さはフレーミングによっても違いが出ます。例えば2人の子供が左右にいて同時に鼻先を飛ぶ蝶を見ている瞬間があったとします。この場合、子供の全身を背景と共に写真に収めたり、二人の顔をアップにして中央に蝶が写るようにしたり、様々な撮り方があるでしょう。基本的に写真は四角の世界です。フレームの形状を把握して、どのように四角の中へ被写体を収めたら面白さが出るかを考えてください。とは言え、フレーミングばかりにこだわってしまっては、見たままを撮るスナップ写真の良さとは違うイメージになってしまう可能性もあります。加えて、写真でもともと表現したい意図とフレーミングによる意図がかけ離れ過ぎるとテーマが二つある様な状態になり、まとまりのない仕上がりにつながるでしょう。撮影したい瞬間があったら、その時点でフレーミングやアングルを同時に考えながらそのまま撮影するのがコツです。

F値を8程度にしてシャッターチャンスを逃さない

スナップ写真はシャッタータイミングが大切になります。目についた被写体の一瞬を逃さずに撮影するには、カメラがどの様な設定であるかを自分で把握しましょう。よくあるのが、シャッターを押すとオートフォーカス機能が同時に働き、自分が意図しないピントで撮影してしまう状態です。シャッターチャンスを逃がしたくない状況では、オートフォーカス機能をシャッターボタンではないボタンへ移します。シャッターを切った時にピント合わせが行われず、チャンスを逃がさずに撮影できるでしょう。また、ピントを外さないためにはF値を8程度にするのがオススメです。あらかじめ深いピントを設定しているため幅広いピント合わせが可能になり、外す可能性が少なくなります。

おすすめの一眼レフカメラ

キャノンのEOS Kiss X9

キャノンのEOS Kiss X9は、初心者に人気のシリーズから2017年にリリースされたモデルです。バッテリーなどを含めても453グラムの軽量サイズが大きな特徴です。小型でエントリーモデルと聞けば性能に劣ると考えがちですが、EOS Kiss X9は、2420万の有効画素数や、全画素での位相差オートフォーカスが行えるなど、上位モデルと差がない高い性能を持っています。加えて、上位のオートフォーカスを搭載した一眼レフの中で最もコストパフォーマンスが良いと言われ、初心者でも購入しやすさがあるでしょう。文句なしに高画質の写真が撮影できる上で、暗い場所の撮影でも十分美しい写真になります。

N i k o n の D 5 6 0 0

NikonのD5600はコンパクトで軽量な上、タッチパネル式の液晶モニターで難しく考えずに操作できるのが特徴です。2416万画素の高画質で、細かな部分まで鮮やかさのある写真が撮影できます。撮影時のブレに対応するほか、39点オートフォーカスシステムが動きの速い被写体を美しく捉えるなど、扱いやすく性能も良いモデルです。高速連続撮影に強く、シャッターチャンスを逃がしたくない人や動きのある写真を多く撮影したい人に適しています。スマホやタブレットと常時接続ができ、撮影の度に自動転送可能なので撮影した写真をいち早くSNSでシェアできるのも魅力です。コンパクトなボディですが、グリップの深さがカメラを持ちやすくさせるなど、デザインも優れています。

まとめ

一眼レフは初心者にも敷居の高いカメラではありません。各メーカーから誰にでも使いやすいモデルがリリースされているほか、難しい設定をしなくても美しい写真が撮影できるカメラです。スナップ写真を撮影するための簡単なコツを覚えれば、より幅広い表現を楽しめるのが一眼レフの大きな魅力でしょう。携帯しやすいサイズのモデルもあるので、カメラ初心者でもストレスが少ないのが特徴です。

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