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前機種との違いは?HDR-CX485の実力に迫る!

前機種との違いは?HDR-CX485の実力に迫る!

皆さんは、HDR-CX485というビデオカメラをご存知ですか?HDR-CX485とは、長年映像分野でトップシェアーを誇っているソニーが開発し販売しているデジタルHDビデオカメラレコーダーです。今回は、どこが新しくなったのか前機種との比較・違いを交えながら特徴をご紹介します。

HDR-CX485とは、長年映像分野でトップシェアーを誇っているソニーが開発し販売しているデジタルHDビデオカメラレコーダーです。今回は、どこが新しくなったのか前機種との比較・違いを交えながら特徴をご紹介します。

前機種との比較

「インテジジェントアクティブモード」の追加

HDR-CX485にて前機種と比較して最も進化した点としては、「インテジジェントアクティブモード」という新しい光学式手振れ補正機能が追加されたことです。この手振れ補正機能は、走りながら撮影できるという優れもので、前機種と比較すると約13倍ブレないと言われています。特にこの機能が実力を発揮するのが、ズーム撮影の時で倍率を高くしてもブレのない映像が撮影可能です。

進化したオートフォーカス

次に進化している部分は、「ロックオンAF」と呼ばれる新しいオートフォーカスシステムです。一つの被写体にフォーカスを合わせると、その被写体をずっと追い続けてフォーカスを合わせ続けてくれます。また、顔だけではなく体全体にフォーカスが合うようにしてくれるのも特徴です。

「空間被写体検出方式」

フォーカスについてはソニー独自の機能である「空間被写体検出方式」により、従来のオートフォーカス速度に比べて大幅な高速化を実現しています。なお、被写体が奥にあったとしても、指定した被写体を追従し続けてくれます。特にこの機能は運動会の徒競走などの撮影に有効活用できるのではないでしょうか。

「Exmor R CMOSセンサー」

さらに、ビデオカメラレコーダーの最大のエンジン部となるCMOSセンサーとしては、「Exmor R CMOSセンサー」を搭載しています。CMOSセンサーの開口部が広く、暗いシーンでもノイズが少なく美しい動画が撮影可能です。レンズについては、ドイツの有名な光学機器メーカーの「ツァイス」が開発したものが採用されていて、解像感とコントラスト感、色再現性がとても優れています。このレンズは、独自のCMOSセンサーとの相性も良く、最大26.8ミリという業界でも最大の広角撮影を実現しているので、旅行先などでも雄大な景色を一画面に収めることが可能です。

低ノイズ化を実現した画質処理エンジン

その他に、ビデオカメラレコーダーの第二のエンジンとなる画質処理エンジンとしてはソニーが独自に開発した「BIONZ X」というLSIが採用されています。この画質処理エンジンでは、高精細な画像を記録することが可能で、被写体の質感を見事に再現してくれます。高性能のノイズリダクションも搭載されているため、低ノイズ化を実現し常に美しい映像記録が可能になっています。

圧縮ノイズの少ない記録方式

またこれまで、ビデオ画像を記録する際には、AVCHD記録方式が主流でしたが、HDR-CX485では、AVCHD記録方式に加えて、XAVCという記録方式を民生用ビデオカメラレコーダーに初めて採用しました。XAVC記録方式とは、4K/HDフォーマットのまま記録するもので、動きの多いシーンなどで発生しがちであった、モスキートノイズなどの圧縮ノイズが少ないのが特徴です。

通常の2倍の情報量を記録

なお、記録方式については、一般的なビデオカメラレコーダーでは、インターレース方式にて画像を記録しますが、このモデルではプログレッシブモードでの記録が行われます。そのため、通常の2倍の情報量を記録するので、高画質なわけです。

ズームしても画質劣化が少ない!

ズームについては、光学30倍ズームと電気式の60倍ズームが搭載されています。光学ズームでは画質の劣化はほとんどないということは誰もが知るところですが、驚くべきは、HDR-CX48では電気式ズームを使用した時にも、画質の劣化があまりないことです。これは、ソニー独自技術の高解像技術が応用されているためです。電気式ズームを使用した時には、全画素超解像ズームを行い、一つ一つの画素に対して周辺画素を含めたパターン認識を行い、超解像技術を応用して画素を再構成するため、画質劣化のない電気式ズームとなっています。

Wi-Fi機能搭載によりスマホとの連携も

今回新しく搭載された機能として、Wi-Fi機能が搭載されました。この機能によりビデオカメラ内にある映像を簡単にワイヤレスにてスマートフォンやパソコンに転送することが可能になりました。NFCも内蔵したため、スマートフォンとの連携もしやすくなり、まさに「ワンタッチソリューション」が実現されています。その他にも、従来から搭載されている機能で、笑顔が自動的に撮れる「スマイルシャッター」や映画のような味わいを表現する「シネマトーンモード」なども搭載されいる上、動画撮影中に写真撮影も可能です。

似ている他機種でのオススメ

似ている他機種でのオススメを紹介すると、同じくソニーのHDR-CX480という機種があります。この機種は使用されているCMOSセンサーやレンズ、画質処理エンジンなどは全く同じですので、今回ご説明したような機能は全て搭載されています。HDR-485とのスペックを比較するとバッテリー電圧がHDR-C480が6.8Vに対してHDR-C485は7.0Vに上がっている違いのみです。これはユーザーが使用して違いを実感できることではありませんので、HDR-C480もオススメの機種と言えます。

まとめ

いかがでしたか?今回はHDR-CX485というビデオカメラレコーダーについてご紹介してきました。ソニーのビデオカメラには、確かな技術と伝統に裏付けられた名機が多く存在しています。ビデオカメラの購入を検討している方は、是非ソニーのビデオカメラも視野に入れてみてください。