【保存版】パソコンのメーカーごとの修理期間や保証期間まとめ
パソコンをプライベート、仕事など、日常的に利用されている方は多いと思います。数多くのメーカーからパソコンを選び、快適に利用していると思いますが、まさかの故障、トラブル時はどうされていますか?
メーカー、購入先、修理業者など、修理を依頼する先はそれぞれですが、「メーカーの保証加入していたっけ?」「メーカーの保証外だと、費用はどのくらいかかる?」「修理期間はどのくらい?」など、気になる事はたくさんあります。今回は、メーカーの修理期間、保証期間をご案内します。
メーカー修理とは?
NEC 、東芝、富士通などパソコンを使用されている方も多いと思います。他にもパソコン専門メーカーのマウスコンピューター、DELL(デル)や HP(ヒューレットパッカード)なども有名ですので、ご使用されている方も多いのではないでしょうか。
パソコンが故障、トラブルに遭ってしまった場合は焦りますよね。まずは、信頼出来るメーカーでの修理依頼を検討すると思いますが、そもそも対応してくれるのか?どこに連絡すれば良い?修理期間はどのくらい?など、気になる事はたくさんです。
メーカー保証の期間は?
基本的に、パソコンを購入した日から1年間はメーカー保証が付帯されています。パソコン購入日から1年で故障してしまう事はあまり考えたくない事ですが、精密機器ですので、不具合が起きてしまう可能性は0ではありません。ただ、メーカーの1年保証は、正常利用している範囲での故障対応となります。したがって、画面割れ、落下、水没など、不慮であっても損傷などの故障は保証対象外となります。
メーカー保証【延長保証】
ほとんどのメーカーで用意されていのが、標準の1年保証に加えて加入出来る延長保証となります。延長保証はメーカー、販売店にもよりますが、通常2年か3年または5年の保証期間となります。標準で付帯されているメーカー保証を延長するサービスと、標準の保証に特別保証が追加され、不慮の損傷、故障であっても回数や保証上限額に限度がありますが、幅広い範囲の症状に修理対応をしてもらえるサービスがあります。
メーカーの保証に加入している場合には、保証の範囲内で費用を抑えて修理対応が可能ですが、多くの場合には、保証に加入していない、保証期間が切れてしまっている事も多いと思います。保証適応内、保証適応外によって費用も大きく変わってきますので、注意が必要です。
メーカーごとの修理期間や保証期間まとめ
基本的には、購入日から1年間は標準メーカー保証が付帯されていますので、標準のメーカー保証を除いての比較をご案内します。
NECの場合
LAVIEシリーズで有名なNECのメーカー保証の修理対応。
あんしん保証サービスパック
3年、4年、5年の各期間対応の保証に、パソコン購入日から60日以内であれば加入する事が出来ます。
標準のメーカー保証の内容に加え、特別保証として、落下、水没などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。
メーカー保証サービスパック
こちらの保証も、3年、4年、5年の各期間の保証が用意され、保証の範囲は標準のメーカー保証のみの延長となります。
パソコン購入日から1年未満であれば加入する事が出来ます。
修理期間
NECの保証に加入している場合には、「1日修理(1day repair)」という、修理センターに到着から1日で修理が完了され、返送されるといった修理対応が用意されています。パソコンの修理期間が短いのは大変助かるサービスです。
東芝の場合
dynabookシリーズで有名な東芝のメーカー保証の修理対応
東芝PCプレミアム保証
3年、4年、5年の各期間対応の保証に、パソコン購入日から60日以内であれば加入する事が出来ます。
標準のメーカー保証の内容に加え、特別保証として、落下、水没、破損などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。
東芝PCあんしん延長保証
こちらの保証は、3年、5年の各期間の保証が用意され、保証の範囲は標準のメーカー保証のみの延長となります。
パソコン購入日から1年未満であれば加入する事が出来ます。
参考:東芝PC延長保証サービス
富士通の場合
LIFEBOOKシリーズで有名な富士通のメーカー保証の修理対応
ワイド保証サービス
3年、4年、5年の各期間対応の保証に、パソコン購入日から60日以内であれば加入する事が出来ます。
標準のメーカー保証の内容に加え、特別保証として、落下、水没、破損などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。
メーカー延長保証サービス
こちらの保証も、3年、4年、5年の各期間の保証が用意され、保証の範囲は標準のメーカー保証のみの延長となります。
マウスコンピューターの場合
マウスコンピューターのメーカー保証の修理対応
3年間延長保証サービス
標準のメーカー修理保証を3年に延長できる保証。
破損盗難保証サービス
標準のメーカー保証の内容に加え、特別保証として、落下、水没、破損などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。保証費用の範囲は、保証の上限額となります。
DEllの場合
DEllのメーカー保証の修理対応
プレミアムサポート
標準のメーカー保証に加え、出張修理サービスなどが付帯される、3年、5年の延長保証サービスです。
プレミアムサポートプラス
プレミアムサポートに加え、落下、水没、破損などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。
参考:デル 充実サポート体制
HPの場合
HPのメーカー保証の修理対応
HP Care Packサービス
標準のメーカー保証に加え、落下、水没、破損などの不慮の事故にも対応範囲が広がります。
保証加入の有無で修理先を検討する必要がある
パソコンを購入した時に、加入するかしないで悩む保証ですが、万が一の損傷、故障の場合には安心の保証です。
基本的には、標準のメーカー保証は、正常に使用している際のパソコンのトラブル時の対応となり、落下、衝撃など、正常の使用方法ではない原因の場合には保証対象外となります。そこで、万が一の損傷、故障に備え各メーカー、標準メーカー保証に加え、特別な保証を用意しています。保証費用を支払っている分、故障時には費用を抑えて修理が可能ですが、保証に加入しているものの、保証を使った事がないという方も多いのではないでしょうか?
データと修理期間
メーカー修理の場合には、データは初期化されます。また、修理期間については、パーツの在庫や症状によって変わりますので明確な修理にかかる時間が読めないところです。また、各メーカー次々に新しい機種を発売しますので、各モデルの生産が終了、パーツ在庫終了となった場合には、対応終了となってしまう場合があります。その場合には、メーカーでの修理対応が出来なくなりますので、確認が必要です。
データが初期化される、修理期間が予想以上にかかる可能性がある、という要素は、メーカー修理に依頼する際に検討する必要がある内容です。
メーカー修理には加入すべき?
万が一のトラブル時の保証となりますので、保証料を支払っているものの使わずに買い替えたという経験も多いと思います。結局は、何かあった時の安心の保証となりますので、加入するかどうかで悩んでしまうものです。
メーカー保証の修理対応として、データが初期化される事は避けられませんので、いざ、パソコンが故障してしまい、メーカー保証に加入しているから修理を依頼しよう!となった時でも、データのバックアップを取っておらず、バックアップが取れない状況の場合には、メーカー修理を使う事が出来ません。この場合には、せっかく保証料を支払っていても無駄となってしいます。
オススメのメーカー保証を使う環境
もしものトラブル時に大変助かるメーカー保証ですが、上述のようにデータの有無などによって、必ずしもメーカー修理がおすすめとは限りません。
・万が一のトラブルの為に加入したい!
・データのバックアップを定期的に取っている。またはデータは不要。
・新しく購入したパソコンを可能なかぎり長く使用したい。
・修理期間は長くなっても大丈夫!
このような条件下で、パソコンを利用している場合にはメーカー保証がおすすめです。
ただ、パソコンの故障は予期せぬ事が大半ですので、すぐに修理したい、修理費用を抑えたい、古いパソコンだけど修理して使いたい、データのバックアップが取れていない・取れる状況ではない、という場合には、メーカー保証ではなく、パソコン修理業者に依頼するのも選択肢の一つとなります。
まとめ
安心のメーカー保証ですが、故障の症状やメーカーの修理対応の状況によっては、修理に時間がかかる事もあり、使用環境によっては修理先を検討する必要があります。また、パソコンは精密機器であり、故障原因は複雑となりますので、症状によっては修理にかかる時間が長くなってしまうことは予測される事です。保証加入の有無、保証が切れていないか、保証外の場合には費用がどのくらい掛かるかを確認し、買い替えにするか、またはパソコンの修理業者と修理内容を比較して、最善の修理先を検討する事が重要です。