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【パンク修理方法】ロードバイクのトラブルは…ほとんどタイヤで起きている!

ロードバイクを日頃から乗っている方や遠出をしたことがある人は少なからず経験があるのではないでしょうか?
パンク修理はロングライドや通勤などで頻度が高い使用の方は宿敵でしょう。
また、パンク修理キットを使用する事で自己修復が割と簡単に修理ができますが、注意点がありますのでご紹介いたします。

参考記事:要注意!ロードバイクのタイヤ修理(パッチ)を自分でやっちゃダメな場合



パンク修理方法の種類

まずは、注意点の前にパンク修理そのものの方法を簡単に紹介いたします。

ロードバイク専門店に依頼する

町にある自転車販売店や販売代理店に持ち込めば、大抵のお店ではパンク修理対応可能だと思います。
特にロードバイクはホールごと着脱出来ますので、パンク修理がシティサイクルに比べると行いやすいです。
その為、早ければ5分程度で修理してもらう事もできます。
基本的には、パンク修理とはゴムチューブの穴をパンク修理用のパッチを貼り付けて塞ぐ、パッチ貼り付け修理を指します。
料金体系としては1箇所500円~の様に穴の数だけ料金が加算されます。
プロに任せるので、パッチの失敗の心配も少なく、手軽です。

参考記事:<最新版>ロードバイク修理費用・値段相場まとめ

一番安いはずなのは…自分で修理!

パンク修理は実際にやってみると結構簡単に出来ちゃいます。
プロに任せるのが一番ではありますが、ロングライドや頻度の高い使用をする方は身につけておいた方がいい技術でしょう。
手順を紹介しますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

<ご用意頂くもの>

    ・ロードバイク用のパンク補修パッチ
    ・ゴム糊
    ・紙ヤスリ
    ・タイヤレバー
    ・バケツ
    ・マジック(白色のマーカがオススメ)

をご用意下さい。
パンク修理キットが市販で売っていますので、上記の3つはセットで売っていると思います。
バケツは穴が空いている部分を確かめる為なので大きくなくても大丈夫です。

パンク修理手順

1.タイヤの空気を抜く

ロードバイクは一般的にはフレンチバルブなので、ヘッド部分を緩めて上からバルブの先端を押して空気を完全に抜いて下さい。

2.ブレーキを開閉させる

Vブレーキはワイヤーで釣り上げられる様にしてタイヤを挟み込んでいます。
ブレーキの脇につまみがあるので、その部分を回す事でブレークは幅が広がりタイヤを外す事ができます。

3.クイックレバーを起こして、タイヤを外す。

ロードバイクはフォーク部分にクイックレバーがありレバーを起こす事によってタイヤの着脱が可能になります。

4.タイヤを外したらタイヤレバーを差し込みホールからタイヤを外す。

タイヤレバーを差し込んでスポーク側に倒すと、ハマっていたタイヤをズラす事が出来ます。
1本目が出来たら、2本目も同じ工程でタイヤをズラしましょう。
この時、1本目が3時の位置とすれば2本目は9時の位置に差し込むと良いでしょう。
タイヤは完全に外すのではなく片側のみをフレームからズラすイメージです。

5.タイヤをズラしたらチューブを引き出します。

ズラしたタイヤの隙間からチューブを引き出して下さい。
この時に強く引っ張り過ぎない事とバルブにリングが付いているので、バルブのリングを外してからチューブを完全に引き出す事を意識しましょう。

6.チューブを取り出したらバケツに水を張り穴を確かめる。

チューブが取り出せたら、バケツに水を張り、チューブに軽く空位を入れて下さい。
チューブは空気を入れ過ぎると破裂するので、入れすぎに注意して下さい。
空気を入れたら、チューブから空気が漏れる音がするので一周耳で確認して下さい。
その際、何度チューブに空気を入れても構いませんが、破裂に注意して下さい。
空気が漏れている音がしている付近を水につけて、気泡が漏れ出ている部分を確認して下さい。
穴が小さいと水圧に負けて空気が漏れ出さない場合があるので、その場合はチューブを手で軽く握り、圧力をかけて下さい。

7.穴が空いている部分が判明したらマーキングする。

穴の部分を分からなくならない様にマーキングして下さい。
また、穴が複数箇所空いていないかも確かめる為に全体も確認して下さい。

8.マーキングした部分を平らな台に置き紙ヤスリで滑らかにする。

パッチを貼る為に穴付近を綺麗にします。
この作業を行う事によって凹凸が無くなり、しっかり圧着出来ます。
念入りに行う必要は無いですが、軽く数回こする感じです。

9.ゴムのりを穴付近に薄く塗る。

マーキングした付近にやや広めに塗りパッチが張り付きやすい状態にします。
薄く塗ったゴム糊が乾くまで2、3分乾かします。(急ぎの場合は、ドライヤーで乾かしても大丈夫です)

10.ゴム糊が乾いたら修理パッチを貼る

パッチのフィルムを剥がして、穴を覆う様に貼ります。
その際に、パッチの接着面を触らない様に注意して下さい。
パッチを貼り付けたらローラーもしくはヘラ等で軽く押さえるてる様にして圧着して下さい。

11.圧着後にチューブに空気を入れて漏れが無いかをチェックする。

チューブに空気を入れて、パッチ付近から漏れが無いかチェックをして下さい。
しっかり圧着してあるのであれば水につけても大丈夫です。

12.チューブをタイヤの中に戻す。

バルブ付近からタイヤに戻します。
タイヤ内でチューブが捻じれない様に丁寧に戻して下さい。
チューブが捻じれてしまうと破裂の原因になりますので、必ず確認して下さい。
バルブリングも必ず付けてください。

13.タイヤをリムに戻す。

チューブを格納したらタイヤをリムの内側にハメ直します。
その際にチューブを挟まない様に注意して下さい。

14.クイックレバーを倒して固定する。

タイヤをフォークに戻して、クイックレバーを倒してください。
クイックレバーは緩んでいると大事故に繋がるので、必ず締め直してから固定して下さい。

15.ブレーキレバーを元に戻す。

ブレーキレバーのつまみを戻し、適性のブレーキ幅に戻して下さい。

最後に乗る前に手で押して車輪が曲がっていないか確認

必ず車輪がハマっているか、左右均等になっているかを乗る前にチェックして下さい。
車輪を空回しして左右にブレるようだとホイールを痛めている可能性があるので、乗らずに専門店に持ち込み下さい。

以上が自己修理でパンクを直す場合の手順です。
自分で修理を行うと費用が抑えられるメリットと外出先でパンクしてしまった際も対応できるので、ロードバイクに乗る方は自分でパッチを貼れるようになると安心できますね。



まとめ

手軽に行えるパッチによるパンク修理ですが、適さない場合もあるのでロードバイクに乗る方は把握しておくとリスクを回避できます。
シティサイクルよりタイヤの空気圧が高いので、パンク時の衝撃はハンドル操作を誤る可能性があります。
また、リムが曲がったり転倒すると修理費用が高額になったり、命に関わる場合もあるのでメンテナンスの為にも非強な知識です。
パンク修理は覚えておくべき知識ですが、適さない状況も把握して安全快適なライディングを行なって下さい。

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