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【スマホ データ復旧】水没して電源が入らない場合の対処ガイド

【スマホ データ復旧】水没して電源が入らない場合の対処ガイド

スマホが防水だと思って、お風呂に入るときに動画閲覧をしたり、サウナや岩盤浴など湿度・温度ともに高い環境に持ち込んだりして、スマホが水没してしまって急に電源が入らなくなったなんてこともあるかと思います。データのバックアップがないけど、データ復旧は可能なのかどうか、気になるだろうことを調べてまとめてみました!

水没していてもデータ復旧は可能

スマホが浸水していたり、水濡れしていたとしてもデータ復旧は可能です。ただし、水没すると電源が入らなくなることがほとんどですので、専門業者に依頼する必要があります。データ復旧専門業者が日本国内には100社程度あることがわかりました。

データ復旧って?

データ復旧は壊れた製品からデータを何とか取り戻し、持ち主の元に届けるサービスです。いかなる製品であっても壊れてしまいますが、その際にデータがなくてはならない時に頼れるのがデータ復旧業者です。

もともとデータ復旧はビジネス用のパソコンの故障にともなってデータ復旧が必要というニーズに対してデータ復旧技術サービスの開発がされてきました。そのため多くの利用者はパソコンを利用することができる大企業のみでした。そこからさまざまな製品にデータが保存されるようになり、データ復旧対象となる製品はパソコン内部のHDD、外付けHDD、ビデオカメラ、デジタルカメラ、SDカードやスマートフォンなど多岐に渡ります。

修理とデータ復旧の違い

修理とデータ復旧の最大の違いは、壊れたスマホを修理して再度使えるようにするか、中に入っているデータを取り出すことを最優先で行うか、ということです。データ復旧業者の回答では「作業をした結果、スマホが動くようになることはあるが、継続的に長期間に渡っての動作保証はしていない」ということでした。

スマホのデータ復旧はDATASMARTがおすすめ

元埼玉県警捜査一課デジタル捜査班 佐々木成三氏
Repairs編集部ではDATASMARTをおすすめします。日本国内でアンドロイドのデータ復旧サービスを提供している業者は多くありません。Surfaceは最先端のデバイスですが、こうしたデバイスに対応したデータ復旧サービスがDATASMARTです。スマートデバイス修理のSMARTFIX(総務省登録修理業者)からスピンアウトし、データ復旧専門のサービスとなっています。技術的な面が高く評価され、埼玉県警から捜査協力に対して感謝状を受け取るなど、成功確率の高さが伺えます。MacやiPhoneなどwindows以外のパソコンにも対応しているので、薄型化・小型化しSSDを搭載したデバイスのデータ復旧の相談をしてみてはいかがでしょうか。詳しくはこちらからご確認ください。

docomo・au・softバンクの保証があるなら使うべき

データのバックアップがあるなら、キャリアの保証は利用すべきです。何故ならば毎月オプションで保障料金を支払っているので、こういう時の保険として利用しない手はありません。しかしながら、データのバックアップがない場合にはキャリアのショップを利用することは難しいです。何故ならばキャリアの修理では本体交換となるので、データは全て削除されてしまうからです。

ここから先はキャリアでの保証がない方のための情報です。もちろん、すぐにでも動くようにしたいという方や設定がメンドくさいからこのまま使いたいという方のお役にも立てるかと思います。

すぐにでもやるべき対処

データのバックアップがない場合には以下の対処の前に、起動している間にデータのバックアップを取得してください。データがあれば最悪端末は購入もできますが、データはあなたのスマホにしか入っていません。データが重要でない場合は以下の対応をすぐにしてください。

・すぐに電源を落とす
・分解可能であれば背面パネルを外し、バッテリーを外す
・乾いたタオルやティッシュで水分を拭き取る
・しばらく自然乾燥させるorドライヤーの冷風で水分を飛ばす

タオルやティッシュで拭き取るのも有効ですが、自宅に無水エタノール等の揮発性の高い液体がある場合にはそこを潜らせても良いかもしれません。端末によっては悪影響が出る場合もありますので、もちろんデータのバックアップがない状態でやることはオススメしません。

NGな対処

・電源を入れる
充電をする
ドライヤーの温風を当てる
これらの対応をすると場合によっては通電してしまった際に液体があると電気を通して、基盤に破壊的な損傷を与える場合があります。また、ドライヤーの温風を当てることや乾燥室に入れるというようなスマホ本体の温度を上げるようなことになりますので、絶対にやめてください。

やっても微妙・・・お米と一緒に保管する

お米と一緒にジップロックに入れる!なんて動画が地上波でも公開されていましたが、あまり意味がありません。自宅で簡単に作れる乾燥させる環境であるとは思いますが、それならばまだ冷蔵庫に入れる方が良いかもしれません。端末自体の熱も下げることに繋がりますし、冷蔵庫は比較的乾燥していて、一定の低温環境で保管できるので悪くはない対応策です。

スマホの水没の修理代っていくらくらい?

データのバックアップがない場合にはキャリアでの水没修理は依頼先から外れてしまいます。そこで修理代金を調べてみたところ、水没をさせてしまったスマホの修理代金はおよそ2万円〜5万円が相場のようです。ただし、またいつ壊れるかはわかりませんので、本体交換になります。そのためデータは消去されて、新品のスマホが手元に届きます。

水没したスマホのデータ復旧にかかる期間

どれくらいの期間がデータ復旧にかかるかは損傷の度合いによって異なります。800以上の部品から構成されるスマートフォンの本体のどこが壊れたか、その状態からどのようにデータ復旧するかはケースバイケースです。数日〜2週間程度を見込んでおいた方が良いかと思います。

基盤の故障の場合は基盤修理となり、高額になる場合が高いですし、基盤の破損部分を修理するので、必ずしもずーっと使える保証もないので、基盤修理をしてまで使う場合はやはりキャリアとの契約期間中をなんとしてでも使いたいというシチュエーションに限られます。

水没したスマホは修理した方がいいの?

水没してしまったスマホは修理してでも使い続けるのがいいのかどうかですが、これに対しての回答は「人によります」。ただ、基本的には修理してまで使うものではないと考えられます。何故ならば一度水に浸かってしまったスマホはいつどうなるかはわかりません。(不安を煽るようで申し訳ないですが、事実です)

そのため、デバイスとして今後も長く使うという場合には、キャリアとの2年縛りの契約がある節約のため使い続けたいという方はそのままの使用をオススメします。ただ、先ほども説明いたしましたが、いつ端末として使えなくなるかは誰もわかりません。そのためバックアップを取得しておくことは非常に重要です。

そもそも防水スマホって水没するの!?

XperiaやGlaxy S6 edgeといった防水を標榜しているAndroidスマホはいくつもあります。しかしながら、ガラス画面も割っていないのに、急に電源が入らなくなって、画面が真っ暗になるなんてことはよくある話です。特に防水や耐水の表現は誇大広告感があるので、どのような基準か知っておくと今後スマホでのトラブルが減ると思います。

参考:油断禁物!iPhone/Xperia/Galaxyの防水・防塵性能は不完全

SONY Xperiaスマホも水没して故障

防水性能の高さが売りのSONY製のXperiaでも水没することがあります。アンドロイドユーザーなら知らない人はいない、あのエクスペリアでも水没してしまうことはあるんです。もし水などの液体に長時間浸けてしまったという記憶がある場合には、エクスペリアが起動しているうちにできるだけ迅速にデータのバックアップを取得されることをオススメします。

まとめ

水没してしまったAndroidスマホの修理が必要かどうかは人それぞれであるということがわかっていただけたかと思います。その状況に応じて、修理料金を払ってでもスマホとして使用できるようにするか、それとも本体を交換するかどうか検討をされるのをオススメします。まだ水没しても本体が起動するようであれば必ずバックアップの取得を作成されることをオススメします。

HDDが浸水・水濡れで認識しないデータ復旧

HDDに水がかかってしまった、水濡れによる被害で正常に動作せず異音がするなどの場合にもデータ復旧業者であれば復旧できるかもしれません。スマホの水没と同じように、まずは無料診断をすることで復旧の可否がわかります。
HDDが浸水・水濡れして認識しない場合のデータ復旧