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スマホが熱くなってしまう時の対処法とは?素早く冷やす方法まとめ

スマホが熱くなってしまう時の対処法とは?素早く冷やす方法まとめ

スマホを使っている内に、まるで使い捨てカイロのようにスマホが熱を持ってしまう経験をしたことのある方は多いと思います。
特に夏場や、長時間の利用によって起こりやすいスマホの熱の上昇。
スマホの熱が上昇するとアプリの動作が遅くなるだけでなく、その状況が続くことでスマホの寿命自体が短くなってしまう可能性もあります。
そうしたことを防ぐためにも、ここからスマホが熱くなってしまう原因と、その対処法について解説していきたいと思います。

スマホが熱くなってしまう原因

DUAL SIM - Wikipedia

スマホの内部には、動作時に熱を発する部品が多く使われています。
中でも熱を発しやすい部品は、心臓部であるCPUとバッテリー。それに画面のバックライトや、カメラのセンサー類も熱を発しやすい部品です。
これらの部品の稼働がアプリの利用などによって上昇し、またそれらが重なることでさらに熱を発します。

これがたとえばパソコンならば、排熱用のファンによってこもった熱を外へ出し、冷却していますが、スマホは小型化や防水など実用上の理由によってファンなどを取り付けることができないので、冷却は自然放熱に頼るしかなく、熱を溜め込みやすい構造になっています。
そのため、長時間の使用に加えて夏場の気温など外的な要因も重なると熱が上昇しやすいのです。

対処法その1.電源をオフにする

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スマホが熱くなってしまった場合の対処法は、大きく二つの考え方に分けられます。
一つはスマホが熱くなる原因を取り除くこと。もう一つはスマホを冷やすことです。

まず一つ目のスマホが熱くなる原因を取り除く方法として最も効果的なのが、スマホの使用を一旦止めることです。
先に説明したように、スマホが熱くなる原因の多くは内部の部品の稼働によるものです。
なので単純ですが、それらの稼働を全て止めてしまうのが最も簡単で、最も効果の高い対処法です。
一度電源を落として、熱が取れるまで待ってみましょう。
他に故障などの原因が無ければ、それだけでスマホの動作は回復するはずです。

ここで注意しておきたいのは、より高い効果を求めるならば画面をオフにしたスリープ状態ではなく、電源をオフにすることです。
そうすることによって、より熱の下がりは早くなります。

対処法その2.アプリのタスクを閉じる

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とは言え、電源をオフにしてスマホをしばらく使えないのは不便も多く、人によっては仕事や連絡など、現実的ではないということもあるでしょう。
そこで次善の策として考えたいのが、スマホを使用しながらもアプリなどの利用状況を見直すことです。

アプリの利用はCPUを稼働させます。このCPUが発する熱がスマホ発熱の要因としては大きく、逆に言えばCPUの稼働を抑えるほど熱の上昇は防ぐことができます。
具体的には、グラフィックを多用したゲームや動画再生・動画編集などがCPUを多用するので、これらの利用を減らすことで、発熱を抑えることができます。

また、他の大きな発熱の要因としてバッテリーの充電が挙げられます。
バッテリーの放電と充電を同時に行うことは特に発熱の原因となるので、バッテリーに余裕がある場合には一旦充電を止めてみましょう。
他にも、画面の輝度を下げるのも発熱を抑えるには効果的です。

対処法その3.自然に冷めるのを待つ

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そしてスマホの熱を上昇させる原因として、他には外的要因もあります。
夏など気温が高い季節ももちろんですが、冬場でも暖房器具の近くや、直射日光の当たる場所で使用することでスマホの熱は上昇しやすくなります。
スマホに熱を感じた時には周囲に熱の原因となるものがないか確認し、なるべく遠ざけるようにしましょう。

そして熱の原因を取り除くのとは別の対処法として、スマホを冷ます方法がありますが、これは少々原始的になりますが、扇風機や団扇などで風を送るのが最も効果的で安全です。
たまに防水ならば水に入れるとか、冷蔵庫や保冷剤で冷やすという話もありますが、これらは故障の原因になるので絶対にやめましょう。
急激な温度低下は内部の結露の原因になります。内部の精密機械に水分が付着すると、深刻な故障を起こしてしまう可能性があります。
もしも手近に扇風機などが無ければ、放置して自然に冷めるのを待つのが最善です。

最後に

スマホが熱くなった時の対処法として押さえておきたいポイントをまとめると、

・電源をオフにする。
・高負荷のアプリの利用や充電を控える。
・直射日光の当たる場所など、温かい場所を避ける。
・扇風機などで風を送るか、放置して冷やす。

となります。
水や冷蔵庫などによる急激な冷却は故障の原因になるので絶対に避けてください。
発熱を抑え、効果的な冷却をして、効率的にスマホを利用するようにしましょう。