読み込み中...

<最新版>ロードバイク修理費・料金相場まとめ

<最新版>ロードバイク修理費・料金相場まとめ

ロードバイクが故障した際に実際に掛かる費用はどれ位なのかをrepairs編集部が都内のロードバイク修理料金を調べましたので、費用の相場を紹介します。休日のサイクリングや日頃から通勤通学にご使用している方など、ロードバイクをご愛用の方のもしもの時のために参考にして頂ければ幸いです。

小さい街中の修理店ではパンクの修理料金が載っているだけでしたので、サイクルスペースあさひ、イオンバイク等の大手自転車販売サービスの情報をまとめました。



パンク修理

ロードバイクのホイール

まず、最も消耗する場所はタイヤです。

ロードバイクをご覧になった方はお気付きだと思いますが、ロードバイクのタイヤは23-25cと非常に細く、タイヤ内の空気圧も非常に高いので路上の石やゴミなどの尖った部分を踏んでしまうと簡単にパンクしてしまいます。

ロードバイクを通勤や通学などで頻繁に乗っている方やロングライドをした事のある方は経験があるのではないでしょうか?

市販のパック修復キットで直す方法もありますが、自転車修理屋さんにする依頼の中で一番多い修理内容となります。

パンクの原因は路上の障害物を踏む事以外にも、適切な空気圧より低く、走行中や段差を乗り越えた際に自転車のリムフレームにチューブが挟まり、穴が開くリム打ち。

逆に規定空気圧よりも圧力が高まり破裂する場合があります。

穴が大きかったり、二箇所空いてしまうとバンク修理(パッチ)が出来ず、チューブ交換となります。

また、タイヤの劣化具合などによっては、チューブ交換とタイヤ交換となる場合があります。

パンクの原因は様々に考えられますので、空気圧は常に適正圧力を保つ事がロードバイクでは重要となります。

パンク修理相場

パンク修理(パッチ1カ所)     500円~(作業時間 10分)

チューブ交換           1,000円~((作業時間 10分)

タイヤ交換            1,000円~((作業時間 10分)

上記、作業費に使用するパーツ代がかかります。




ブレーキ修理

ロードバイクのハンドルとブレーキ

ブレーキは、大きく分けてワイヤーブレーキ式とディスクブレーキ式に分けられます。メリット・デメリットはありますが、簡単にまとめるとワイヤーブレーキは軽量化できるがワイヤーの弛みや、ブレーキシュー(ゴム部分)の磨り減りなどのメンテナンスが必要。

ディスクブレーキは重さが出てしまうが、メンテナンスはワイヤーブレーキよりは掛かりません。ただし、破損した際は交換費用が高い事も挙げられます。また、ディスクブレーキは機械式と油圧があり、機械式ブレーキであるとVブレーキと同様にワイヤーの弛みには気を付けなくてはいけません。

ブレーキ修理代の相場

ブレーキ調整            1,000円~((作業時間 15分)

ブレーキシュー交換         1,000円~((作業時間 15分)

ブレーキワイヤー交換          2,000円~((作業時間 30分)

Vブレーキ本体交換          1,500円~((作業時間 30分)

ディスクブレーキ本体交換      3,000円~((作業時間 60分)

上記、作業費に使用するパーツ代がかかります。

変速機(ディレイラー)修理

ロードバイクの変速機

ギアの比重を変え、路面に適したギアに変速することによって、ロードバイクは少ない力で最適な巡行を可能とします。その役割を担うのが後輪とクランクのスプロケットに付いた前後のディレイラーです。後ろに付いたディレイラーをリアディレイラー、前についたディレイラーをフロントディレイラーと呼びます。

このディレイラーは基本的にはワイヤーの張り具合で調整されており、ワイヤーが適正な張力を保てていないと変速がしづらくなったり、特定のギアに入らなかったり不具合が起きます。また、リアディレイラーは自転車のパーツの中では外側に付いている為、転倒時に最もダメージを受けるパーツとも言えます。

使用頻度も高く、ロードバイクのように路面状況に合わせて頻繁に変速する部分なので定期的なメンテナンスを必要とする部分でもあります。

変速機修理の相場

ディレイラーワイヤー調整(前後)    1,000円~(作業時間 10分)

フロントディレイラー交換(前後)    2,200円~(作業時間 60分)

上記、作業費に使用するパーツ代がかかります。

メンテナンス調整

ロードバイクで走行しているイメージ

ロードバイクは無数のパーツの集合体です。自転車の原理は非常に原始的ですが、一つ一つが組み合わさりベストな走行を実現させております。中でもロードバイクは、極限までパーツの配置や素材にこだわり、より遠くへ!より早く!を実現する人力最高峰の乗り物です。

それだけに日頃のメンテナンスは重要な工程となります。しかし、ロードバイクはワイヤーの張り具合などが繊細で、入門者にとってメンテナンスは非常に難易度が高いのも事実です。自電車専門店に定期的に持ち込み不具合がないかやオイルの塗布などアドバイスをもらいながら、やってもらう事も安全かつ快適に乗るためのポイントでしょう。

メンテナンス調整の相場

メンテナンス調整費             1,000円~(作業時間 10分)




まとめ

急激に数を増やしているロードバイクユーザー。シティサイクルとは違い、遠出なども対応でき、趣味として始める方や通勤通学に活用するなど交通手段としても優秀な乗り物です。安全快適を保つ為にも日頃のメンテナンスと定期的な消耗品の交換をおすすめします。

特にパンクは二回以上修理歴がある場合、チューブを交換する事で安全に使用することができると思います。小さい街中の自転車屋さんでは丁寧にやってくれる分、料金が高かったり、もしくは商売っ気がなかったらやすかったりもします。この料金表を参考にしてもらえればと思います。今度はオーバーホール、メンテナンスにかかる費用をまとめてみたいと思います。