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スマートフォンの電源が入らない場合の3つの対処方法(要データバックアップ)

スマートフォンの電源が入らなくなった場合にデータのバックアップがあれば以下の対応を行うことで動作が改善する可能性があります。ただし、データのバックアップがクラウドやローカル環境(パソコン)にない場合には以下の行為によって負荷がかかり最悪の場合重度の損傷が加わってしまいます。

⑴充電してみる

バッテリーの残量が低く電源が落ちてしまったり、システムエラーで電源が落ちた場合、充電コネクターを挿して、充電を行うと電源が入る場合があります。また、充電コネクターは出来れば純正の物が好ましく、車などの充電口からは電流が安定しない為、避けた方がいいでしょう。

充電ケーブルを挿した時、充電のランプが点灯しているかも合わせて確認して下さい。点灯していない場合、ケーブルやバッテリー、基板の破損が疑われます。

⑵強制再起動する

突然電源が落ちてしまい、起動しなくなった場合、処理能力を超える動作や予期せぬエラーにより、スマートフォンのAndroid OSが壊れかけている状態に陥っている可能性があります。

そうした場合、強制再起動を行う事によって、ソフトフェア上のエラーをリセットする事が出来きるので、強制終了後に起動させる事ができます。方法は、メーカーによって異なりますが以下の方法があります。

世代によっても方法が異なる場合がありますので説明書でご確認下さい。

Xperiaシリーズ

電源ボタンと音量を上げるボタンを同時に3秒間押し続けて下さい。

その後、3回本体が振動し電源が切れます。

GALAXYシリーズ

電源ボタンと音量を下げるボタンを同時に11秒以上押し続けてく下さい。

その後、2回本体が振動し電源が切れます。

Nexusシリーズ

電源ボタンを15秒以上長押しして下さい。

その後、電源が切れます。

AQUOSシリーズ

電源ボタンを8秒以上長押しして下さい。

その後、本体が振動して電源が切れます。

以上の方法で電源を強制終了する事ができます。

強制終了後、電源を再び入れてみましょう。

また、その際に熱がある様ならば、しばらく冷ましてから電源を入れましょう。

⑶スマートフォンを冷やす

スマートフォンは内部の温度が高温になると制御装置が働き機能を強制終了するプログラムがあります。そのため、容量に余裕が無かったり、充電しながら使用したりすると電源が落ちてしまう場合があります。高温になったスマートフォン内部が、適温に戻るまでは、電源が入らない時があります。しばらく放置するか、小型の扇風機で風を当てて熱を逃がす処置をしましょう。

スマートフォンはそのコンパクトさから熱くなりやすい為、保冷剤などをタオル等で巻き、直接当たらない様にして冷やすと起動する可能性があります。ただし、冷やし続けないと起動が維持できない様では、チップが浮きかけている可能性が高く、直ぐにバックアップを取った方が良い状況でしょう。また、温度差があり過ぎると本体内部で結露が生じて、水没同様の症状が出てします為、必ず保冷剤は直接当てない工夫が必要です。

まとめ

スマートフォンの電源が入らなくなっている状態では非常に重篤な障害を抱えている可能性もございます。水濡れ、浸水などの水没関連のトラブルでもバックアップがない場合には壊れたスマホからデータ復旧することが可能です。別のページにて、データ復旧サービスをご紹介していますので、ご覧ください。

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