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映画のような感動をその手で!GoProのタイムラプス撮影方法!

アメリカ発祥のアクションカメラであるGoPro。迫力ある映像が簡単に撮れるということで、InstagramやTwitter等のSNSのために持ち始めた人も多いのではないでしょうか?
そんなGoProを使って、いつもとは一味違う動画を撮りたいと考えている人にピッタリなのがタイムラプス撮影。
GoProでのタイムラプス撮影方法を知って、映画のような趣のある動画を撮ってみましょう。

GoProとは

GoProとはアメリカの企業が販売しているアクションカメラです。アクションカメラと言うだけあって、スポーツやアウトドアなどの激しい動きや厳しい環境に対応している小型のカメラです。
本体サイズは手のひら程度と非常に小型なのが特徴です。一般的なビデオカメラよりも小型であるため、スポーツ時に身に着けて撮影したり、狭い場所に設置して撮影したりすることができます。身体に取り付けて撮影する際は専用のマウントがあり、オプションパーツを上手に使い分けることで、望み通りのアングルから撮影することが可能です。
元々GoProはサーフィンを行う姿を撮影するために開発されたカメラです。そのため、防水性・防塵性に優れているだけでなく、ボタン1つで録画が行えるほどの高い操作性を有しています。

タイムラプスとは

同じ視点で一定間隔ごとに取られた画像を繋ぎ合わせることで、1つの動画を作る手法、あるいは作られた動画をタイムラプスと言います。タイムラプスを直訳すると「時間の経過」という意味で、低速度撮影や微速度撮影とも呼ばれることがあります。
スマホなどの録画モードでは1秒間に何十枚もの画像を撮影しています。それに対し、タイムラプスでは数秒から数分、長い場合だと数時間もの間をあけて画像を撮影していきます。これを1秒あたり何十枚かに圧縮して再生することで、本来よりも急速に変化が起きているような動画を作ることができるのです。
早送りと変わらないのではと思われがちですが、タイムラプスは1コマ毎の変化が大きいため、単純な早送りとは違った雰囲気に仕上がります。

GoProでタイムラプスを撮るためには

GoProでタイムラプスを撮影する前に、まずは三脚などの固定器具を用意しましょう。タイムラプスは同じ場所で時間をかけて撮影し続ける必要があるため、固定器具なしでのタイムラプス撮影は困難です。
GoProの電源を入れたら、タッチパネルの左下をタッチし、撮影モードの選択画面に移ります。撮影モード画面の右側に時計のマークがあるので、それをタッチすることでタイムラプスを撮影することができます。あとは撮影ボタンを押して撮影を開始し、再度撮影ボタンを押して撮影終了です。
タイムラプス機能は、「タイムラプスビデオ」「タイムラプス写真」「ナイトラプス写真」の3種類があります。
「タイムラプスビデオ」は、撮影終了後自動で繋ぎ合わせてタイムラプスを作成してくれます。それに対して「タイムラプス写真」は、素材となる写真だけを撮影し、後から自分で編集してタイムラプスを完成させます。「ナイトラプス写真」は「タイムラプス写真」の夜景バージョンです。

タイムラプスにお勧めのシーン!

肉眼では変化がわかりづらい空の様子は、タイムラプス映えしやすく人気です。
旅行先のビーチで、夕焼けをタイムラプスで撮影してみてはどうでしょうか?太陽が沈む様子だけでなく、潮の満ち引きまで記録でき、自然のダイナミックさを感じるタイムラプスを撮影することができます。
また、道路が映り込んだ状態で雲の流れをタイムラプスで撮影するのも面白いです。雲がゆったりと流れる様と、道路を行き交う車のスピード感が絶妙なコントラストを表現します。
ナイトラプス写真モードなら、星空の撮影だってばっちりです。ただじっと星空を見上げているだけでは気がつきにくい星の流れを、実感できるような映像に仕上がるはずです。

車からの眺め

車のダッシュボードにGoProを固定してドライブをすると、日常では体感できないようなスピード感のあるタイムラプスを撮影することができます。
特に街灯や対向車のヘッドライトなどがアクセントになる夜のドライブがイチオシです。ナイトラプス写真モードで、露光時間を長く設定することにより、まるで光が線になって流れていくような幻想的なタイムラプスを撮影することができます。
車に取り付ける際は、専用のマウントで固定します。車用マウントだけでもたくさんの種類があり、粘着シールタイプ、吸盤タイプ、ルームミラー取付タイプなどがあります。ただし取り付ける際は、エアバッグなどが発動する邪魔にならないよう、取付場所をよく検討しましょう。

何かを作るとき

何かの製作工程を残しておきたいときにもタイムラプスが最適。大規模なビル建設などのタイムラプス動画も人気ですが、1~2時間で完成するお菓子作りなどの簡単なシチュエーションもタイムラプス映えします。
料理ができるまでの様子を手元中心に撮影し、SNSに投稿すれば、お洒落な動画と美味しそうな料理を一緒にアピールできて一石二鳥です。
また、子どもがおもちゃのブロックや粘土で何かを作っている様子をタイムラプスで残すのも、思い出作りにピッタリです。何度も組み立て直して遊ぶブロックなどは、完成するたびに全ての作品を残しておくわけにはいきません。しかしタイムラプスならば、子どもが楽しく遊ぶ様子と、完成品の姿を映像で手軽に残しておくことができます。

まとめ

普通の動画とも、単なる早送りとも違うタイムラプス。タイムラプスでしか表現できない早回しの世界観に魅了されている人も増えてきています。
ボタン1つとタッチパネルで簡単に操作ができるGoProならば、設定や編集が面倒そうなタイムラプスにも最適です。GoProを使って、あなたにしか撮れないタイムラプスを撮影してみましょう。