躍動感あり!!動いている動物を綺麗に撮る方法まとめ
可愛らしいペットや出かけた先で見かけた動物を、もっと生き生きとした姿のまま写真に残したい、けれどもスマホで写そうとするとブレたり見切れたり上手くいかないと悩んでいるかたは少なくありません。
もっと活かせる機能や上手く撮れるコツはあるのか、見ていきましょう。
動物を撮影する時に注意すべきポイントその1
スマホで躍動感のある動物を写そうとした際、上手くいかない原因で最も多いのが、ここだと思った瞬間を一発で撮ろうとしてしまうことです。いいなと思ったその時にはもう手遅れ。よほどタイミングが合わなければベストショットを収めることができません。
人間の思い通りにはならない動物を指示通りに動かすことはできませんから、人間のほうが一瞬を逃さないようにたくさんシャッターを切るしかないのです。そこで活かしたいのが、多くのスマホにも搭載されていて設定可能な連写機能になります。考える前にとにかく連写、パッと撮ってあとからこれだと思う1枚を厳選し、明るさや色味を調整しましょう。連射機能がない場合でも、撮影した動画から切り出す方法があります。
動物を撮影する時に注意すべきポイントその2
スマホカメラは、被写体を見つけて自動的にピントを合わせるオートフォーカス機能を利用できますし、手軽さからデフォルトで設定したままというかたも多いでしょう。しかし、動物などの動きが素早い対象物を撮影しようとした場合、追従型のAFでもその動きについていけず、ピントが合いにくくなってしまうというデメリットがあるのです。タイミングが合ってもピンボケになってしまうことがしばしば。
ですから、予めピント位置を設定してから撮影に挑めるように、オートフォーカス機能をオフにしておくことをおすすめします。
スマホの機種の多くは、ピントを合わせておきたいところをタップしておくことでロックをかけることが可能ですので、あとは動物との距離感に気をつけながら撮影しましょう。
動物を撮影する時に注意すべきポイントその3
動物を人間の視点から撮影しようとすると、どうしても視点が高くなりがちです。目線を被写体と同レベルに揃えるというのも、迫力ある絵を収める大切なポイントになります。特に犬や猫などのペットを撮影する時には、できる限り低い位置から狙っていくことで被写体のイキイキとした表情をスマホカメラでも捉えやすくなりますし、躍動感も表現しやすくなるのです。 実際、プロのカメラマンも動物を写す時には腹ばいになって撮影を行っています。
態勢は低めに、安定させるためにスマホを地面につけながらシャッターを切るのもおすすめです。走り姿などの迫力が増します。 ただし、くれぐれもフラッシュをたかないように注意をしてください。目線が近いところで迫力のある写真が撮れも赤目になってしまうのはもちろん、動物の目を痛めてしまいます。
動物を撮影する時に注意すべきポイントその4
諸々気をつけて撮影を行っても、どうしても綺麗に撮れないという場合には、シャッタースピードに問題がある可能性があります。スマホによっては自身で変更することができませんが、マニュアルモードで撮影可能なカメラアプリもありますから、設定ができない場合にはインストールして利用してみるのがおすすめです。
シャッタースピードの遅さが原因であればできるだけ早めにしたいところですが、ただ、早すぎても暗いところでの撮影が上手くいかなくなることもあります。被写体のスピードを見ながら、適宜調整をしていきましょう。空を飛ぶ鳥や昆虫、飼い主と遊ぶ犬まで、適切なシャッタースピードに合わせればまるで瞬間を切り取ったようなカットを収めることができます。
最後に
スマホカメラの設定を見直すこと、動いている動物を被写体にする場合の撮りかたに気をつけることで、収められる写真がかなり違ってきます。
あとは、思い出に残る1枚をたくさん手元に残せるように、何度も練習あるのみです。