メーカー別最新おすすめ水中カメラ4選!
「水中の景色をカメラで撮影したい」「プールで遊ぶ子どもの写真を撮ってSNSにアップしたい」そんな時に欠かせないのが水中カメラです。水中カメラは各メーカーから販売されていますが、さまざまな種類や機能が付いたものがあり、どれを基準に選べばいいのか迷いますよね。そこで今回は水中カメラの購入を考えている方に向けて、2018年のメーカー別、最新おすすめ水中カメラを4選紹介します。
水中カメラとは
水中カメラとは文字通り水中で写真撮影ができるカメラのことです。一眼レフのようにレンズを変えて高画質な写真を撮影するスペックはありませんが防水性に優れており、水中での写真撮影を楽しむことができます。
特徴はカメラ自体が水中などのアウトドア撮影に特化した構造なため、耐衝撃や防塵機能を備えているものが多く、光源の少ない暗所や雨天時などの悪条件なシーンでも幅広く使用できるという特徴があります。
使い捨てタイプや小型タイプも
水中カメラには使い捨てタイプや小型タイプのものなど種類が豊富にあり、選ぶ際は撮影シーンや用途に合わせて購入するのがベストですが、水中で撮影する場合は水の抵抗を受けて撮影が難しい場合もあるため、初心者は最初シンプルで使いやすいものを選ぶといいでしょう。
水中カメラを選ぶ3つのポイント
水中カメラを選ぶ際の1つ目のポイントは防水性能です。水中カメラには防水保護等級という工業規格で定められた防水性能基準がありますが、水中撮影をする際の目安として、水深10m以上の防水性能があれば一般的な水中撮影を十分楽しめます。但しダイビングなどで使用する場合は、水深30m以上の防水性能を備えたものを選ぶようにしましょう。
防塵機能
2つ目のポイントは防塵機能です。水中カメラはおもにアウトドアで使用するため、砂埃や小さなゴミなどがカメラの内部に入り込まないように防塵機能を備えたものが多いですが、防塵保護等級という防塵の基準があります。そのため、より安全に使用するなら防塵保護等級が6級のものを選ぶといいでしょう。
画質・画素数
3つ目のポイントはカメラの画素数です。撮影した写真をプリントする場合、プリントする写真の大きさやプリンターによって違いが出るため一概ではありませんが、一般的なL版サイズの大きさなら200万画素以上であれば比較的きれいな写真が残せます。
おすすめの水中カメラ
「オリンパスTough TG-5」
多機能・高画質な水中カメラを選ぶなら「オリンパスTough TG-5」がおすすめです。Tough TG-5の特徴は水深15mの耐水性能が付いているため、軽い水中撮影程度であれば本体を持ったままの撮影が十分可能なことです。また、レンズはF値が2.0-4.9まで対応しているので、暗所や水中などで動き回る魚を撮影する時も、ノイズの少ないきれいな写真を撮影することができます。
RAW形式・4Kで撮影可能
さらにRAW形式で撮影ができるのも特徴です。RAW形式とは一部のコンパクトデジタルカメラに搭載されている高品位な写真編集を行うための記録形式で、デジタル画像の微妙な階調や発色、細部の表現を自由にコントロールを可能にします。他にも動画を4K画質で撮影できる点や、最大で480fpsの高速録画が可能、手ブレ補正やGPS機能が付いているなど、すべてのアウトドアで活用できるスペックの高い水中カメラです。
「ニコンCOOLPIX W300」
オリンパスと並んで水中カメラのシェアが大きいメーカーがニコンです。中でも防水性能にこだわるなら「ニコンCOOLPIX W300」がいいでしょう。COOLPIX W300は水深30mの防水に対応しており、水中カメラの中ではトップクラスの防水性能を誇ります。基本的な性能はGPS機能やWifiが装備されている他、カメラは1605万画素あるため高画質な写真撮影が可能です。COOLPIX W300の最大の特徴は「SnapBridge」という、Bluetooth経由でスマホと接続して、カメラで撮影した写真をスマホへ自動転送する機能が付いていることです。手動でスマホに転送する機能が付いたものは他の機種でも多いですが、自動で転送する機能があるのはこの機種ならではの特徴的な機能です。使いやすさや性能の安定性、さらにコスパが良いのも特徴で、水中での撮影が初心者という方にはピッタリの機種と言えるでしょう。
「富士フイルムFinePix XP130」
2018年2月15日発売の「富士フイルムFinePix XP130」は初心者から中級者向けにおすすめの水中カメラです。防水は水深20mまで対応しており、防塵・耐衝撃性能を備えたコスパ的にもおすすめの機種です。基本スペックは画素数が1640万画素と高画質撮影が可能な他、F値3.9-4.9、Wifi、光学式の手ブレ補正など機能も充実しており、さまざまなアウトドアで使用できるオールマイティーな機種です。水中カメラ本体には「電子水準器」が装備されているため、被写体の水平・垂直を自動で合わせることができることや、人物の瞳を自動検出してピントを合わせてくれる「瞳AF機能」がFinePix XP130の特徴的な機能になっています。さらにBluetoothが新たに搭載されたため、スマホへの接続も簡単になり、通信機能が大幅にグレードアップしたことも特徴の1つです。
「リコーWG-50」
屋外での撮影は液晶画面が見えづらかったり暗すぎたりして撮影しづらいことがありますよね。そのような問題を解消してくれるカメラが「リコーWG-50」です。このWG-50は屋外用のアウトドアモニターを装備しており、外でも液晶が明るくて見やすいのが特徴です。さらに光学式の5倍ズームにより、遠くの場所でもきれいなアップ写真が撮影可能です。また、水中での撮影時に起こりやすい青色が強調される現象を抑える機能があり、水中の景色も自然できれいな写真撮影ができます。他にも水中などでシャッターを切る際、背景の微妙な明るさに応じてフラッシュオンとオフの2枚の写真を連続で撮影してくれるので、フラッシュ使用時によくある白飛び現象による撮影の失敗を防いでくれます。さらにWG-50の最大の特徴はマクロ撮影が可能なことです。肉眼では見ることができない細かな部分も鮮明に撮影できるので、水中でのサンゴの細かな外観や、陸上の花や野鳥なども美しく詳細に撮影ができます。
まとめ
今回ご紹介した水中カメラは初心者向けのものから多機能モデルまですべて防水・防塵・耐衝撃機能を備えており、ダイビングなどの水中撮影以外にもウィンタースポーツやトレッキング、バーベキューなど、あらゆるアウトドアで幅広く活躍できるおすすめのカメラばかりです。
これから水中カメラの購入を考えている方は、ぜひお気に入りの一台を見つけて思い出のシーンを撮影してみてはどうでしょうか。