コスプレ撮影ならこのカメラ!おすすめのカメラの選び方を解説
非現実の世界に浸る事ができるコスプレ(コスチュームプレイ)は、レイヤー(コスプレイヤー)本人はもちろん、その姿を撮るカメラマン側も世界観を引き出す上で大切な存在です。そのためコスプレ撮影をする人が愛用しているカメラは、大抵一眼レフカメラです。そこで初心者でも使いやすく、コスプレ撮影に向いている一眼レフカメラを、撮影のポイントや注意点と一緒に紹介していきます。
コスプレに向いたカメラの選び方とは
いいカメラで撮ってほしい
非現実の世界に浸る事ができるコスプレ(コスチュームプレイ)は、レイヤー(コスプレイヤー)本人はもちろん、その姿を撮るカメラマン側も世界観を引き出す上で大切な存在です。そのためコスプレ撮影をする人が愛用しているカメラは、大抵一眼レフカメラです。手間とお金をかけて一生懸命役作りしてきたレイヤーとしては、カメラマンにも全力で最高の1枚を撮って貰いたいのが心情です。実際にレイヤーによってはスマホカメラやコンパクトデジタルカメラでは嫌がられ、断られるケースすらあるのです。
カメラはわからない
一方でコスプレは好きだけど、カメラは初心者という方も大勢います。そこで思い切って一眼レフを購入しようとするも、値段も高く種類が豊富なので、どれを買ったらいいのか分からず躊躇してしまいがちです。そこで初心者でも使いやすく、コスプレ撮影に向いている一眼レフカメラを、撮影のポイントや注意点と一緒に紹介していきます。
オススメの一眼レフカメラ
まず初心者が一眼レフカメラを選ぶ際には、センサーのサイズ、撮影感度(ISO上限値)、オートフォーカスの性能の3点に気を付けて選びましょう。また一眼レフカメラは高性能になると何十万もしますが、まずは10万円未満で購入できるエントリーモデルのデジタル一眼レフカメラから始めてみてはいかがでしょうか。
第1位. CANON 「EOS Kiss X9」
それらのポイントを踏まえて上でのコスプレ撮影カメラランキング栄えある第1位は、CANONの「EOS Kiss X9」です。有効約2420万画素のCMOSセンサー(AOS-Cサイズ)と、最新の映像エンジン「DIGIC7」に加え、上位モデルでも採用されている「デュアルピクセルCMOS AF」を搭載しており、広いエリアでの像面位相差AFが可能です。そのため、ライブビューでの高速のピント合わせに秀でています。一番の魅力はバリアアングル液晶モニター搭載のデジタル一眼レフカメラとして世界最軽量を実現している事です。また、カメラ電源がオフの状態でもBluetooth接続を維持でき、スマートフォンへの転送も簡単に行えます。
第2位. ペンタックス 「K-70」
第2位はペンタックスの「K-70」です。中級クラスでも満足できるくらい基本性能が高く、撮像素子は有効約2424万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ)に、約4.5段分の補正効果を持つボディ手ブレ補正機能や、視野率約100%の光学ファインダーを搭載している事が特徴です。一番の長所は100ヶ所にシーリングを施した防塵・防滴構造と‐10℃までの動作を保証する耐寒性脳です。撮影場所に拘るアウトドア派のレイヤーにとっては嬉しいスペックですね。液晶モニターはタッチ操作非対応のバリアングル液晶です。
第3位. オリンパス 「E-M10 Mark 3」
第3位はオリンパスの「E-M10 Mark 3」です。こちらの一眼レフカメラは使いやすい形状を徹底している他、「TruePic 8」を映像エンジンに搭載しているため、従来の機種よりも遥かに画質・機能がパワーアップしています。EVFを内蔵、AFシステムの測距点は121点、ボディ内手ブレ補正は5軸対応、AK動画の撮影にも対応できます。スペックが高い分、エントリー一眼レフカメラとしては値段が高い点が難点です。
第4位. ニコン 「D5600」
第4位はニコンの「D5600」です。先述のカメラよりも発売日は古いものの、画質や機能のバランスが良く、ファミリー用として使いやすい事が特徴です。画像処理エンジン「EXPEED5」こそ搭載していないものの、光学ファインダー撮影時における39点システムのAF、有効2416万画素のCMOSセンサー(APS-Cサイズ、ローパスフィルターレス仕様)はエントリー向けとしては高性能です。重さもEOS Kiss X9に匹敵する軽さで、同じくBluetoothを内蔵し、タッチ操作対応のバリアングル液晶モニターを採用しています。
第5位. ニコン 「D3400」
第5位は同じくニコンの「D3400」です。D5600と比べてやや重く、タッチ操作ができないデメリットがあるものの、価格が安い事が魅力です。
以上の5機種から、希望のカメラは見つかりましたでしょうか。もしも、あなたがプロのようなクオリティを求めているのであれば、今紹介したエントリー一眼レフではなく、ミドルエンドモデルのデジタル一眼レフカメラを購入するのも選択肢の一つです。価格は約10~20万円程度します。
レンズの選び方
次にレンズの選び方ですが、コスプレ撮影では背景がボケて、レイヤーをくっきりと映し出す単焦点レンズがお勧めです。焦点距離は距離を取れるのであれば85mmが適当ですが、狭いスタジオであればAPS-C機で25~35mm、フルサイズ機では35~60mmのレンズが使いやすいです。光が少ない場所では、最小F値が1.8以下の暗所に強いレンズを選ぶようにしましょう。
撮影のコツ
撮影モード
撮影のコツですが、初心者は撮影モードを完全カメラ任せのフルオートやシーンモードに設定しがちです。これでは自分のイメージ通りの写真を撮ってくれるとは限らないため、「P(プログラムオート)」のような自分で微調整できる撮影モードを使いましょう。「A(もしくはAV。絞り優先オート)」は拝啓のボケをコントロールできるので、ポートレート撮影に便利です。
コミュニケーション
また、シャッターを押す時はカメラ操作に集中し過ぎず、レイヤーとのコミュニケーションをしっかり取る事が大切になります。レイヤーと心を通わせてこそ、自分が求めるイメージに近いポーズ表情を引き出す事ができるからです。カメラを連射モードに設定しておくと、ちょっとした表情の違いも撮れてお勧めです。さらには、角度やアングルを積極的に変えてベストポジションを探しましょう。撮影の注意点ですが、レイヤーに対しても撮影場所に対しても敬意を払い、マナーを守るよう心掛けて下さいね。
まとめ
いかがでしたか?今回は、コスプレ撮影をしている方向けに、カメラやレンズの選び方、おすすめの機種についてご紹介してきました。レイヤーの方たちに喜ばれるような写真を撮るためにも、是非撮影をされる方はカメラにもこだわってみてください。