動画が撮りやすいのは一眼レフ?ビデオカメラ?機能を徹底比較!
動画を撮影する時には、どのようなツールを使用するかがまず問題になってきますよね。動画撮影はいろいろなツールを使ってできるようになっていますので、場合によっては新たにビデオカメラを購入しなくて済むことがあります。例えば、ビデオカメラと余り変わらない動画が撮影できるのが一眼レフカメラ。ここでは、状況・タイプ別のオススメツールのご紹介や一眼レフカメラとビデオカメラの性能・特徴の比較などを行っていきますので参考にしてみてください。
旅行には一眼レフカメラ
旅行などに出かけた際に風景を動画撮影したいという時には、持ち運びがしやすい一眼レフカメラがオススメ商品となってきます。
身軽なサイズ
このような状況では、かさばらないということが1つのメリットです。一眼レフカメラはビデオカメラよりも概してサイズが小さく、身軽に移動したい旅行中には特にオススメです。30分前後の動画撮影には十分対応ができますので、現地で目にした風景をちょっと動画として残す分には一眼レフカメラでも十分です。
ピント調節にはオートフォーカス
しかしながら、一眼レフカメラはビデオカメラと比べるとピントの調節に若干時間がかかるという特徴があります。このタイプのカメラにもオートフォーカス機能はもちろん搭載されていますが、静止した状態での撮影を想定して開発されている製品が多いことから、歩きながらの動画撮影には余り向きません。しかしながら、休憩中などに気になった景色を撮影することはできます。山並みや川の風景などを撮影するのに十分な機能を備えていますので、旅先で動画を撮りたい時にも役立ってくれるでしょう。
レンズを選べる
いろいろなレンズが選べる点も、ビデオカメラと異なる一眼レフカメラの特徴です。例えば、小鳥などを撮影したい場合、一眼レフカメラを使うと背景が適度にボケるため被写体がより際立つようになります。対象物に合わせて最適なレンズを使えば、美しい動画を残すことも不可能ではありません。
オートフォーカスのスピードが早い
撮影場所の明るさに左右されにくいところも、一眼レフカメラの良さと言えます。ミラーレスタイプのCanon EOS80Dなどは、旅行に持っていくのにもオススメ商品の1つ。Panasonic DMC-GH4なども、快適な動画撮影を可能にしてくれる一眼レフカメラとして挙げられます。このような商品の場合、オートフォーカス機能のスピードが比較的速いのも魅力。一眼レフカメラのデメリットが極力抑えられていますので、満足度の高い動画撮影ができる可能性があります。
運動会にはビデオカメラ
一方、運動会や試合の撮影などに適しているのがビデオカメラ。
長時間撮影に向いている
ビデオカメラは、一眼レフカメラよりも撮影できる時間が長く、イベントを控えているような時には用意しておくと便利です。数時間の撮影に対応できる商品が多く、タイムリーなピント合わせが可能です。動きながら臨場感のある動画を撮影をしたい時には、手ブレの影響がほとんど生じないビデオカメラを選ぶのがベストでしょう。
遠くのものも撮れる
また、遠方にある被写体を撮影したい場合もビデオカメラは重宝します。30倍から50倍前後のズーム機能があり、被写体に近づけない状況でもピントが合わせやすいというメリットがあります。応援席から動画撮影をするのにも最適な条件を備えているのが、ビデオカメラの良さと言えるでしょう。
女性にも扱いやすい小型タイプがある
ソニーのHDR-CX675などは、比較的小型で女性でも扱いやすいタイプです。現在のビデオカメラは、概して軽いのも見逃せないところ。片手でも楽に扱える軽量な製品が増えており、移動しながらでもスムーズに撮影が進められます。ノイズを抑える機能もありますので、風が強い日や悪天候の中で撮影する時にも不便を感じずに済むのが、こちらの製品の利点になっています。
画質にはこだわれない
ただ、このようなビデオカメラにもデメリットがあります。例えば、ビデオカメラには一眼レフカメラほど画質にこだわれないという特徴が。画素数なども若干少なく、質の高い映像を残したい時には一眼レフカメラなどの他のツールを選んだ方が良いかもしれません。例えば、ソニーのHDR-CX675の画素数は、229万です。一眼レフカメラの場合は1000以上の画素数を持つ製品が少なくなく、画質を重視する一眼レフカメラと、動画撮影にスポットを当てて開発されたビデオカメラの違いが画像にあらわれてくるのは半ば避けられません。
一般的な画質レベルはある
しかしながら、ビデオカメラの画質も徐々に向上しているため、一般的なレベルの画像が撮影できれば十分、という方は、使い勝手の良いビデオカメラを優先的に選ぶのも1つの選択になるでしょう。
それぞれのメリットを考えて選ぼう
一眼レフカメラとビデオカメラには、このようにそれぞれメリットやデメリットがあります。動画撮影をする場合は、撮影したい被写体の種類や使用するシーンを考えて最適なツールを選ぶのが良い方法になりますね。製品のモデルによっても性能は変わってくるため、スペックなどを見比べながら商品を選んでいきましょう。目的に合わせて選択ができるのが、現在の動画撮影のツールです。