Surfaceのバッテリー膨張は即交換がおすすめ!料金等まとめ
Surfaceシリーズ限らずですが、タブレット端末を使用していると、いつかは遭遇するバッテリーの劣化。電池の持ちが悪い、急に電源が落ちるなど、バッテリーの劣化が進むと、快適にSurfaceを使う事が難しくなります。
バッテリーは充電を繰り返すことで劣化してしまうので、誰もがぶつかる問題です。買い替えを除いて、Surfaceシリーズのバッテリー交換はどうすれば良いの?という疑問の解決の参考にして頂ければと思います。よくあるトラブルとしてはバッテリーが膨張してしまうこと、電池持ちが悪くなってしまって、充電ケーブルなしでは使い物にならないなどです。
Surfaceのバッテリーの寿命はどれくらい?
気温によっても異なるのと、使い方によってかなり異なります。そのため寿命と一概に言い切れるものはありません。沖縄、九州で利用されている方や熱い場所で作業されることが多いと劣化速度が早いので寿命が短い傾向にあります。逆に北海道や東北地域で利用されてる方は平均気温が低いことからも寿命が長く持つ可能性があります。
iPhoneに関してはApple社が2年程度が寿命である(交換のタイミング)と発表していますが、Surfaceに関してはバッテリーの容量もスマホに比べても多くありますので、それほど気にしないでも良いかもしれません。
バッテリー交換、どこに依頼すれば良いの?
バッテリー交換の修理の依頼先として、思い浮かぶ先は、メーカー修理か非正規店修理業者による修理です。私も、Surfaceのバッテリー交換を調べてみました,,,なんと、バッテリー自体が売っているではありませんか、自分でも修理出来ちゃうのか?自分でバッテリー交換が出来る端末であれば費用も抑えられそうで良いなとイメージが膨らみます。
自分でできる?バッテリーをAmazonで買う?
ただ、色々と調べて見ると自分でのバッテリー交換は出来ません。(よっぽど腕に自信のある方は分かりませんが)Surfaceの構造上ディスプレイ面を剥がして、内部の修理が可能です。Surfaceのディスプレイはかなり薄く脆弱なようで、綺麗に剥がす事が困難で、ディスプレイを剥がす時に割れてしまうそうです。バッテリー交換の為に、ディスプレイ交換も必要となってしまう可能性が高く、費用も高額となってしまいます。
ただ、Surfaceの純正バッテリー、高品質のバッテリーはあまり出回っておらず、発見するのが非常に困難です。早く直したい、バッテリーを交換したいとの思いから、ご自身でのバッテリー交換、修理業者への交換依頼をしたとしても、満足のゆく効果が得られなかった場合には後悔してしまうかもしれません。
Surfaceのバッテリーが膨張したら即交換を!
液晶がタッチパネルで操作性が高いのが魅力のサーフェスですが、バッテリーが膨張してしまうと液晶が浮いてきてしまいます。特にSurfacePro3、SurfacePro4やSurface Bookなどのモデルではよくあるトラブルです。リチウムイオン電池が膨張してしまうと、最悪の場合はバッテリーから出火し、爆発してしまう場合があるので、できるだけ速やかにバッテリー交換を行うことが必要です。
バッテリーの膨張は電池交換の良いタイミング
Surfaceのバッテリーが膨張することなく、電池の持ちが悪くなってしまうと、液晶タッチパネルを外すことになるのですが、修理屋さんとしても液晶を慎重に外す、もしくは液晶が割れてしまう可能性があることを考えると液晶が浮いてはがれそうになっているのは、実はバッテリーが膨張したときに交換するのは良いタイミングです。
Surfaceのバッテリーの持ちが悪い!?
Surfaceをお仕事、プライベートで愛用していて、1〜2年使用していたら、バッテリーの持ちが悪くなってきた気がする。バッテリーの持ちが明らかに悪いなど、バッテリーの状態に不満をお持ちの方も多いと思います。そして、そんな状況の方が当サイトをご覧になっていると思います。
Surface限らず、スマホ、タブレットに搭載されているリチウムイオンバッテリーは、充電を繰り返す事で劣化します。そして、多くの場合、使用状況によりますが、2年前後使用しているとバッテリーの劣化を感じてくると思います。ストレスなく使える状態なら良いですが、充電の残量を心配しながら使用する状態では困りますよね。そんな時は、Surfaceのバッテリー交換が必要となります。
電源が入らない・電源がつかない場合
バッテリー交換をすることで状態が改善すると思う方もいらっしゃるかもしれませんが、Surfaceの電源ボタンを押しても立ち上がらない、電源がつかない場合にはバッテリー交換をしても動くようにはなりません。この場合に取ることができる対処は強制シャットダウンと再起動のみです。また、メーカー修理に出すか、データ復旧業者に依頼をしてデータ抽出をするかという選択肢がありますが、パソコン修理店で対処することはできない深刻な状態です。
【関連】Surfaceの電源がつかない場合の失敗しない3つの選択
起動しない場合
Surfaceの画面が真っ暗で何も表示されない場合やブルースクリーンになっていたり、UEFIになっていたりと、何かしら表示はされているものの、正常に立ち上がらない場合の選択肢も電源が入らない場合と同様です。メーカー修理に出すかデータ復旧業者に依頼するか、ということです。いずれにしても壊れてしまった本体は交換が必須です。
【関連】Surfaceが起動しない!強制再起動でまずは対処を。
結論、メーカーであるMicrosoftでのバッテリー交換がおすすめ!
結論としては、Surfaceの構造から修理難度が高く、純正バッテリー、品質の良いバッテリーの入荷が難しいことから、メーカーでの修理が最善策となります。ただし、購入したSurfaceのスペック(購入時代金に比例しますが)によっては修理よりはオンラインでの新規購入や中古の端末を探す方法をオススメします。
Surfaceの修理に対応している修理業者もディスプレイ交換には対応しているものの、バッテリー交換のみには非対応が多く見受けられます。なので、ディスプレイも壊れててバッテリーも交換したいという場合には、修理業者の検討はしても良いでしょう。ただ、バッテリーがリチウムイオン電池である以上、クオリティにはバラツキがあります。そのため、メーカーの基準をクリアした電池への交換がおすすめです。
Surfaceのバッテリー交換は急ぎでなければメーカー修理!
ここまで読んでいただければ、Suerfaceのバッテリー交換はメーカーに依頼しようという気持ちが固まったと思います。ただ、メーカー修理には気をつけなければならない事があります。
メーカーでのバッテリー交換の注意点
Microsoftにバッテリー交換を依頼する場合の注意点・デメリットをまとめます。これらの内容を見て、メーカーへの依頼をやめる場合には非公式の修理事業者へのバッテリー交換の依頼をするということになりますので、まずは注意点をチェックしてみてください。
データが初期化される
メーカー修理の場合には、ご存知の方も多いと思いますが、データが初期化されます。データのバックアップが取れない状況の場合で、データがどうしても必要な場合にはメーカー修理はNGです。重要なデータが入っていてデータ復旧や取り出しが必要な場合は十分に注意してください。
参考記事:【要注意】パソコン修理でデータは見られる?消えたり、漏洩するリスク
期間・時間がかかる
メーカー修理の場合には、サポートセンターに問い合わせをして、依頼をして、端末の発送をして、修理をして貰って、返送して貰うなど、面倒な手続きをしなければなりません。更に、手元から端末が離れる時間が出来てしまうので、毎日使用されている方には不便な状況となってしまいますが、バッテリー交換をして引き続き使いたい場合には、必要な期間となります。
いかがでしたでしょうか?メーカー修理では難しい、仕事で使うから手元から離すのは有りえないという方もいるかもしれません。この場合は非正規修理店に依頼することと、もう1台別のSurfaceを購入するという2つの選択肢が考えられます。
バッテリー交換が難しいと思ったら買い替えも
Surface Pro3などすでにメーカー修理受付が終了したものが出てきています。また、Microsoft Completeに加入してない場合もあるかと思います。そうした場合にはバッテリーの交換ではなく、新品の購入を検討されても良いかもしれません。新規購入をされる際に、短期間で壊してしまったという場合にはMicrosoft Completeへの加入も検討をしてみてはいかがでしょうか。
参考:Surfaceのおすすめは?購入時にMicrosoft Completeに入るべきか否か
メーカー保障と保障外の修理対応
Microsoft Completeというマイクロソフトのサポートがあり、こちらの保障に加入している場合には、費用を抑えられ修理のサポートが受けられます。
・最長2年間の偶発損害保証。落下、水濡れ、画面のひびもカバーされます*。
・電話、オンライン、またはMicrosoft Store でのAnswer Desk による2 年間の技術サポート。
・追加で1 年間の製品保証が提供されます。
Microsoft Completeの加入金額は機種により異なりますが、Surface Proシリーズの場合には、15,984円となります。この保障に入っていると、上記の内容の修理に対応し、5,400円にて修理対応が受けられます。
保障に加入していないと割高に・・・
保障に加入していない場合には、端末の交換修理となり機種により費用は異なりますが、50,000円〜80,000円前後の費用がかかります。Surfaceの修理に向かない端末の構造から、Surfaceを使用させる場合には入っていた方が良い保障となります。
参考記事(外部サイト):Surfaceを修理に出す方法
まとめ
現状、Surfaceのバッテリー交換はメーカー修理がおすすめです。特にバッテリーが膨張してしまったら、そのまま使ったり、放置せずにバッテリー交換してください。すぐに直したい、修理期間で手元からSurfaceが離れるのは困る!という方も多いと思います。そう言った場合は持ち込み可能なPC修理店への持ち込みをおすすめします。ただ、Surfaceの構造上、バッテリー交換の為に、ディスプレイが割れディスプレイ交換も必要となる可能性があり、どちらにせよ費用が高額となる可能性があります。
また、純正バッテリーが出回っていない為、バッテリー交換をしたものの改善が改善しない場合には、がっかりしてしまうことになります。
Surfaceを長くご愛用したいなら、メーカー修理で純正品との交換をおすすめします。データのバックアップが取れてない!もしくは安く修理したい!と言う場合にはきちんとバッテリーの品質に説明ができる業者に依頼することをおすすめします。また、Microsoft Completeの加入が、もしもの故障、修理が必要な時には重要となります。これまでデバイスを壊しやすかったなあと思い当たる方は入っておいて損はないです。SurfaceはAmazonとかで購入するよりもメーカーの公式修理に出すのが間違いないです。
Surfaceの寿命は?気になっても使いたいなら
Surfaceをはじめとするデバイスは1日のうちでもかなりの頻度で使用するものとなっています。例えば冷蔵庫なんかは20年以上持ちますが、決まった場所にずっと置いておいて、冷やすという機能を持っているシンプルな機器です。それと比べるとスマホやSurfaceなどのノートPCは5年前後で交換してゆくのが理想的な使用方法であると思います。
そうなってくると自分が気に入ったもの、どのような使い方をするかによってSurfaceを買ってみるのが良いのではないでしょうか。学生さん、ビジネスマン、趣味のために使う人など、人によって使い方、必要なスペックは異なります。別のページで最適なモデルを紹介しているので、ぜひご覧になってください。
関連:Surfaceのおすすめモデルの選び方!元パソコン修理屋が厳選