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家でもできる!カメラを長持ちさせる手入れ方法を徹底解説

家でもできる!カメラを長持ちさせる手入れ方法を徹底解説

今回はカメラの日々のお手入れについて、深掘りしていきます。

カメラは精密機械です。とてもホコリや汚れ、湿度に弱いアイテムです。
趣味のアイテムだしと、もしかしたらメンテナンスを蔑ろにしてしまってはいませんか?
それはいけません。今回でしっかり復習しておきましょう。

定期的にカメラのメンテナンスは必要

レンズ掃除道具 (5) | uka0310 | Flickr

手入れの理由として一番の理由は、やはり経年劣化の防止です。
カメラ自体が精密機械であることもあり、
やはり、やるのとやらないのとでは数年単位で寿命が変わってきます。

これらがもちろんの事、更にメンテナンスの単純化にも繋がります。
こまめに手入れをしておかないとカメラのデリケートな部位にホコリや
汚れがついてしまって、そこから最悪は故障の原因になります。

ホコリが積もることによって外観が損なってしまうのはもちろん。

レンズに汚れや指紋を残したままにするとカビを作ってしまう原因になります。

レンズを取り替える際にホコリが多いと、
接続面の内側にゴミが侵入してしまいやすくなり
撮影時の景観が阻害されてしまいます。

酷い場合は手入れの際に素人では難しくなり、
プロの業者に除去を依頼しなければいけなくなることもあります。

手入れに必要な道具

ブロワー

カメラに付着したホコリをポンプで風を送り出して除去するグッズです。日々の手入れは勿論、出先で咄嗟に出して使う場面も非常に多いです。一二を争う使用頻度なのでカメラバッグに常日頃必ず入れておきましょう。

クリーニングペーパー

レンズや液晶、ファインダーについた指紋や汚れを拭き取ります。編目の荒いタオルなどではなく、こういった細かい繊維のモノを用意しましょう。(ない場合はクロスでも可)

クリーニング液

ペーパーと合わせて使うものです。

ブラシ、レンズペン

ブロワーでとりきれない細部のホコリを払い落とし、とりきるアイテムです。ブラシは大きいものと小さいものを用意しましょう。 これらで主に手入れをしていきます。

手入れの手順

・本体の手入れ。始める前にボディのキャップを付けておきましょう。

まず、ブロワーを使って外装に付着したホコリを飛ばしましょう。
軍艦部分、ボタンの並んでいるところや、モニターのヒンジの部分は特にたまっているので
そこは念入りにやってあげましょう。

次に、ブラシを使って外装を払っていきます。
硬い毛先で、細部のブロワーでとりきれなかったホコリを除去します。
次にメモリースロットやバッテリースロットのフタを開けて、
こちらは柔らかめのブラシで払う。
この部分はホコリが載っていると本来の防塵性能が落ちてしまう為、
こちらも念入りに行いましょう。

ボディのホコリをしっかりとった後に
マウントの掃除に入ります。

ホコリが入らぬよう、マウント側を下に向け蓋を開けて
ブロワーをあけたマウントの内側を狙ってホコリを飛ばしていく。
次にマウント表面をペーパーで拭き取る。

次にファインダーの掃除。
クリーニングペーパーを指の腹で収まるほどの大きさに折って
クリーニング液をしみこませる。
これを使ってファインダーの表面をきれいに拭く。
とても小さな箇所なのでペーパーを綺麗に折って、
角を使えるようにして拭くようにすると良いです。

・レンズの掃除
ボディと同様、まずは外装をブロワーでほこりを払う
マウントをクリーニングペーパー拭く。

表面をブロワーで吹いてホコリを除去した後
レンズペンで円を描くように拭いていきます
ココではあまり力まずに軽い力で大丈夫です。

最後に

・手入れ不足は故障の原因、こまめにやろう。
・ブロワー、ペーパー、ブラシ、レンズペンは買いそろえよう。
・外装の、特に細部は念入りにホコリを取ろう。

梅雨などの環境変化で湿度が高くなると更にカビもできやすくなります。
ご自分の相棒さん、これを機により大切にしてあげてくださいね。