スマホ・タブレットの壊れたイヤホンジャック修理の費用や原因
ブルートゥース(Bluetooth)イヤホンが発売されてからもまだまだイヤホンやヘッドホンをスマホやタブレットと繋いで利用している方が多いかと思います。音質を高いまま楽しむ、音へのこだわりが強い人がいまだにイヤホンジャックを利用しているイメージです。通勤や通学、散歩をしているときにイヤホンが刺せないと音楽が聴けなかったり、Radikoでラジオが聴けなかったりと不便で楽しくはなくなってしまいますよね。
この記事では何らかの理由でスマホのイヤホンジャックが壊れてしまって、イヤホンが刺せない時の対処方法をまとめてみたいと思います。
最新のイヤホン事情
イヤホンはワイヤレスイヤホンの登場もあり、非常に安価になってきています。10年くらい前で、安くて1000円前後でビレッジバンガードでAudiotechnicaのイヤホンを購入して使ってたのを思い出します。テクノロジーの進化で今では100円で購入することができるものもありますし、メルカリ等で購入をすることもできます。
そもそもイヤホンが壊れている
イヤホンジャックが壊れていると思っていると思いますが、まずはイヤホン自体が壊れていることを疑う必要があります。もしイヤホンがジャックに入らないのであれば、イヤホンの先端を確認してください。特に欠けてないのであれば、イヤホンの故障ではないと思います。
もしかりにイヤホンが壊れている可能性がある、思い当たる行動があるのであれば、自宅や会社にあるイヤホンをいくつか試して見ることで、イヤホンに原因があるかどうかを確認することができます。
イヤホンジャックの故障原因
イヤホン自体が壊れてないことがわかったら、イヤホンジャックの故障の原因で思い当たるものを考えてみましょう。イヤホンジャックにイヤホンが入らない、イヤホンジャックが使いすぎで経年劣化をしてしまったり、変形してしまった場合や、イヤホンをスマホに差し込めても音が正しく聞こえない場合もあります。
スマホ/タブレットにイヤホンが入らない場合
使っているAndroidスマホにイヤホンが入らないのであれば、イヤホンジャックの詰まりが原因であると考えられるので、イヤホンの心配は不要です。何かの拍子にイヤホンジャックにゴミや金属、石が入るなど、そういったものが原因であることが考えられます。物理的な障害なので、この場合には以下で説明する方法で対応することで解決できます。
イヤホンジャックが摩耗した
何かものが詰まっているわけではない場合には度重なる抜き差しによって、イヤホンジャックが摩耗し、擦り切れたことによる電流のトラブルが原因である可能性が高いです。5年以上の利用や何度も抜き差ししている場合には頻度にもよりますが、その可能性を疑う必要があります。長期間に渡るスマホやタブレットの利用によっての摩耗ですので、バッテリー交換とともに修理依頼することが対応としてはおすすめです。
イヤホンジャックが変形した
イヤホンジャックに何か大きなものを入れてしまったりするとイヤホンジャックの内部が損傷してしまいます。それによって、故障することは極めて稀だと思いますが、可能性はあります。この場合にはかなりの負荷がかかっていることによって変形しているので、液晶や筐体などにも何かしらの不具合が発生している可能性があります。
イヤホンジャックに挿しても音が片方聞こえない場合
イヤホンジャックから音が聴こえるのであれば、イヤホンジャックの故障ではないと言えます。この場合にはイヤホン自体が壊れています。可能性として考えられるのは右耳もしくは左耳のイヤホンどちらか片方のケーブルが断線している可能性があります。
イヤホンが2000円未満で安い場合
イヤホン自体が壊れていることがわかったなら、そのイヤホンが高額なものかどうかが重要になってきます。イヤホンが2000円前後である場合にはイヤホンそのものの買い換えをおすすめします。イヤホン自体は消耗品なので、新しいイヤホンに買い換えると良いでしょう。
愛着があり、イヤホン、ヘッドホンが数万円する場合
イヤホンやヘッドホン自体を長い期間使用していて愛着がある、または高いものなので何とかして使い続けたいという方もいるかと思います。その場合にはイヤホンやヘッドホンのケーブルの断線修理サービスがあります。そういったサービスを利用することをおすすめします。
auスマホのイヤホンジャック修理
Auで購入したスマホのイヤホンジャックの修理はまずはauショップに持ち込むことをおすすめします。上記に記載したイヤホンが壊れているかイヤホンジャックが壊れているかを診断して行った方がスムーズかと思います。そのほかの選択肢としてはスマホやタブレットのイヤホンジャックの修理は街中の修理店では1万円〜2万円程度がかかる可能性があります。
イヤホンジャックの未来予想
イヤホンジャック 内部構造も気になるところですが、将来的には物理的な存在がなくなってしまうかもしれません。テクノロジーによって代替されてゆくものである可能性が高いです。Bluetoothイヤホンを使用することが主流になっていくのは間違いないでしょう。
イヤホンジャック自体はiPhoneもそうですが、徐々に最新端末からは姿を消してゆくのではないでしょうか。特にハイエンドモデル(iPhoneであればXやXRなど)でもちろん音質にこだわる人に関してはDAPと安価なスマホの持ち合わせになっていくのかもしれません。
DAPとは、デジタルオーディオプレイヤー(digital audio player)の略称ですが、DAPを持ってスマホを持つということになるのではないでしょうか。もしくは移動時には音質にこだわることなく、自宅での音楽体験を改善してゆく方向に進むと考えられます。
なぜならば、5Gを睨んで携帯キャリア各社はガラケーを廃止してゆくことが予想されるため、ガラケーとDAPの二台持ちというのはできなくなるはずです。
まとめ
ここまで解説してきた通り、イヤホンジャックの修理はそれなりに料金がかかる場合がほとんどであるのと、イヤホンジャックの修理用パーツを準備しているお店は多くはありません。
ただ、非常に安価なイヤホンを使うのであれば、修理して使うという判断も構いませんが、基本的に音質にこだわって、ハイレゾ音質で聴きたい!という場合を除けば、本体を保証で交換するか、ワイヤレスイヤホンを購入することをおすすめします。