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【初心者向け】ストラト/レスポールのエレキギターの弦の張り替え方法

【初心者向け】ストラト/レスポールのエレキギターの弦の張り替え方法

ギターを弾く方ならば誰しもが弦が切れてしまった経験した事があるのではないでしょうか?ベースは全ての弦が太くて、弦が切れる事は殆どないのですがギターは12弦などは非常に細くピックで切ってしまったり、チューニング中に引っ張りすぎて切ってしまう事はよくある事です。

そんな時、あなたはどうしていますか?店舗に持って行く方も多いかと思いますが、ギターの弦の張替えは非常に簡単なので、初めての場合でも、是非この記事でマスターしてしまいましょう!

ストラトキャスターギターの弦の張替え

フェンダー社が生み出した世界を代表するギターの形です。軽くて女性に人気のブランドです。

用意する物

・新しい弦

・ニッパー

・ドライバー

・ストリングワインダー

弦の張替え方

床にタオルなどを引いて本体が傷付かない様に注意をしながら行って下さい。

1.ストリングワインダーを使い、ペグを緩めて弦を緩んだ状態にして下さい。

張った状態では切断した時に弦が飛んできて怪我をしますので、必ず緩めてから行って下さい。指でつまんだ時に弦を持ち上げられる位まで緩めて下さい。

 

2.ストラトを裏返しにして、バックパネルのネジを取り外して下さい。

表面の金具類が傷つかない様にタオルなどを引いて行って下さい。

 

3.表向きに直して中央付近からニッパーで弦を切断して下さい。

 

4.ペグとブリッジから弦を抜きます。

 

5.弦の大きさに注意してブリッジに弦を通す

この時、捩れがない様に注意して下さい。

 

6.太い弦から張っていきます。

細い弦は切れ易いので、太い弦から順番に貼りましょう。

 

7.64弦を張る際に手でピンっと引っ張り張るペグから約1.52個分のペグの長さで折り目を付けて、そこから2cm先をニッパーで切る。

64弦は比較的太いのでペグ2個分の長さを取りましょう。

例、6弦の場合5弦と4弦の間くらいの長さで折り目をつける

 

8.先端をペグの穴に入れて、ストリングワインダーで巻き上げます。

この時、軽く引っ張りながら巻くことで綺麗に巻けます。必ず巻いたワイヤーが上から下へ巻きつけられ、隙間がない様に巻いて下さい。隙間なく巻くことで、チューニングのズレを抑える事ができます。

 

9.12弦も同様に巻きますが、細く表面がツルツルしているのでペグ22.5個分の長さで折り目を付け、そこから2cm先をニッパーで切る。

1弦、2弦は細く緩み易いので長めに取ります。

 

10.先端をペグの穴に入れて、ストリングワインダーで巻き上げます。

この時、軽く引っ張りながら巻くことで綺麗に巻けます。必ず巻いたワイヤーが上から下へ巻きつけられ、隙間がない様に巻いて下さい。隙間なく巻くことで、チューニングのズレを抑える事ができます。

 

11.長く取りすぎてしまってはみ出している場合は、切って下さい。

最後にチューニングを行い終了です。初めの頃は、弦が伸びるので頻繁にチューニングを合わせて下さい。

 

レスポールギターの弦の張替え

ギブソン社が生み出した世界を代表するギターの形です。

用意する物

・新しい弦

・ニッパー

・ストリングワインダー

張替え方

床にタオルなどを引いて本体が傷付かない様に注意をしながら行って下さい。

1.ストリングワインダーを使い、ペグを緩めて弦を緩んだ状態にして下さい

張った状態では切断した時に弦が飛んできて怪我をしますので、必ず緩めてから行って下さい。指でつまんだ時に弦を持ち上げられる位まで緩めて下さい。

 

2.ペグとテールブリッジから弦を抜きます。

 

3.順番を間違えない様にテールブリッジに弦を全て通す。

この時、捩れが無いように注意する。

 

4.番号が大きい順に一本一本ペグに通す。

 

5.ペグとペグの間の長さの伸び代を取り、ストリングワインダーで巻く

この時、少し引っ張りながら巻く事で上手く巻ける。必ず巻いたワイヤーが上から下へ巻きつけられ、隙間がない様に巻いて下さい。隙間なく巻くことで、チューニングのズレを抑える事ができます。

 

6.長く取りすぎてしまってはみ出している場合は、切って下さい。

最後にチューニングを行い終了です。初めの頃は、弦が伸びるので頻繁にチューニングを合わせて下さい。

まとめ

ギターの王道と言えるストラスとレスポールの弦の張替え方はやや異なりますが、両方共に非常に簡単なのでマスターしておくと急なトラブルやカスタマイズの際に重宝すると思います。一本一本丁寧に行う事でトラブルも減らす事が可能です。

また、慣れてしまえば5分で張り替えられる様になるかと思います。ただし、弦は初期伸びがあるので、馴染むまで12週間かかるので、コンサートやライブで使用される方は、その期間を見越して張り替えるといいでしょう。