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LINEのデータ復元!アルバム、トーク履歴のデータ復旧

LINEのデータ復元!アルバム、トーク履歴のデータ復旧

携帯電話で今まで電話をしていたのに、今はLINEで電話をかけるのが主流になってきているのではないでしょうか。それだけ社会に浸透しているLINEはスマートフォンでのコミュニケーションの中心になっていると言えます。

多くのユーザーがいるLINEであっても、一つだけ利用の際のデメリットがあります。

それはアプリ内でのバックアップをしていない場合には、壊れてしまった携帯電話からLINEのデータを取り出すことができないということです。




スマートフォンの修理中のLINEの使用は要注意!

スマートフォンが壊れてしまって使うことができない!という場合にはスマートフォンを修理に出すかと思いますが、修理中に別の端末でLINEを使ってしまうとトーク履歴などが初期化されます。もちろんバックアップを作成しているのであれば問題ありません。スマートフォンの画面割れやバッテリー交換などの物理的に壊れた場合にはまだ操作はできるかと思いますので、バックアップを作成したかどうか確認ができる状態であればご確認ください。

LINEのバックアップはどこにある?

バックアップを作成するにはLINEアカウントに対して以下の情報の登録が必要です。
・電話番号
・メールアドレス
・パスワード
これらの情報を登録していない場合には、バックアップを作成していない可能性が高いです。

すでにパソコンでも同じLINEアカウントでやり取りしている場合にはパソコンの画面にトーク履歴は残っているという方もいるのではないでしょうか。

LINEのバックアップデータはどこで確認できる?

「設定」→「トーク」に移動して、「トーク履歴のバックアップ・復元」をタッチすることで確認できます。

iPhoneの場合はiCloudでトーク履歴のバックアップを作成しています。

また、Androidスマートフォンに関してはGoogle ドライブでバックアップを行っています。どちらの場合もiCloudとGoogleドライブのアカウントを連携させてある必要があります。

LINEのトーク履歴のバックアップにKeepを使っていませんか?

LINEのクラウドサービスも実はあるんです。2011年あたりに日本全体でLINEを使う流れになったあの当時にはまだなかった機能「Keep」です。

注意しなければならないのは、LINEで会話している全てのバックアップを作成しているわけではなく、個別のトーク履歴をクラウド保存することができる機能です。

LINEのバックアップがない場合には、どうすればいい?
トーク履歴のバックアップをクラウドサービス(iCloud、Googleドライブ、LINE Keep)を利用せずに作成できていない場合には壊れた携帯電話の本体復旧が必須です。

電源が入らない、起動しなくなったAndroidスマートフォンの電源が入るようにして、そこからLINEを含めてデータ取り出しを行いたいアプリのデータを救出することになります。

iPhoneの場合はiTunesもしくはiCloudにLINEのバックアップがある

使用しているスマートフォンがiPhoneの場合にはiTunesもしくはiCloudにLINEのデータのバックアップがある可能性があります。

もしバックアップがない場合には、起動しなくなってしまったiPhoneそのものを起動できる状態に復元する必要があります。

また、iPhoneの場合は全てのデータをフルバックアップすることができるので、写真、動画だけでなく、使用しているアプリのほとんど全てのデータが復元することが可能です。

LINEトーク履歴復元の専門サービスって?

LINEのトーク履歴の復元の専門業者がありますが、基板修理やソフトウェアでのデータ復旧ができるわけではないので注意してください。
携帯を壊してしまって、かつ、新しいスマートフォンにまだバックアップを復元をしていない状態の場合にのみ依頼することでLINEのトーク履歴を復元してくれると考えられます。起動しなくなったスマートフォンを動くようにしたり、水没してしまったスマートフォンからデータ復旧をする専門業者とは異なる可能性が高いので、依頼する前に、バックアップがある場合には自分でできる方法を調べるのをおすすめします。

3大キャリアのデータ復旧サービスではLINEは非対象

ドコモの場合

ドコモで契約している携帯電話を使用している場合には、利用可能なデータ復旧サービスがありますが、データ取り出し対象としてLINEは含まれていません。そのため、LINEのデータのバックアップをしていないけれども、トーク履歴がどうしても欲しい!という場合にはドコモにデータ復旧を依頼することはおすすめできません。

auの場合

auで契約している場合にもデータ復旧サービスはSNSに対応していないので、LINEのデータ復旧に対応していません。携帯電話から電話をかける際に使用するアドレス帳、スマートフォンが壊れる前までに撮影した写真、動画のみがデータ取り出しの対象です。
また、auスマートパスプレミアム、または故障紛失サポートに加入しているユーザーであることが条件です。

ソフトバンクの場合

ソフトバンクで契約した方は近所のSoftbankショップに行かれるかと思いますが、データ復旧サービスの復旧対象データとしてLINEは含まれていません。そのためSoftbankショップでデータ復旧を依頼したとしてもLINEのトーク履歴を復元することはできません。
対象となる復旧可能データは電話帳、静止画、メールのみです。また、Androidスマートフォンの場合にはSDカードを使用して内部ストレージ化した場合には復旧対象あら外れます。

注意!LINEをスマートフォン代替機で使うとデータは消去

また、キャリアショップ(ドコモ、au、ソフトバンクなど)に行って壊れた携帯電話に対して修理中に代替機を貸し出してくれるサービスがあるかと思いますが、その際にLINEをインストールして「壊れたスマートフォンのLINEアカウント」で登録して使用をしないでください。スマートフォン代替機でのLINEはNGです。代替機を使用してLINEをしようする場合にはバックアップがなければ、連絡先等の電話番号に紐づいた情報は引き継がれますが、トーク履歴は削除されてしまいます。

おそらくキャリアショップでは事前にそのことを話してもらえることもあるかとは思いますが、担当者によっては説明しないこともあるかもしれませんので、十分に注意をしてください。

XperiaのバックアップアプリではLINEは不可

Xperiaスマートフォンの場合には「バックアップと復元」のアプリが入っているので使用している方も多いかと思いますが、このアプリではLINEのバックアップを作成していないので、データ復元することができません。

そのため、Xperiaスマートフォンが壊れてしまった場合にはこの壊れた端末が復旧しない限りにはLINEのトーク履歴を復元することはできないのです。




まとめ

LINEのトーク履歴のバックアップをしたことがあるかどうか記憶が定かでない場合には、データのバックアップが古くなってしまっているか、バックアップそのものが作成できていない可能性があります。

スマートフォンの電源が入らなくなってしまった場合には、本体として電源が入って正常に立ち上がる状態にして、そこからLINEのバックアップを作成して、端末の移行を行う必要があります。

そのため、壊れた携帯電話の基板修理をはじめとしたデータ復旧においての専門業者に依頼することがおすすめです。もしパソコンやタブレットでもLINEを使用している場合にはそれらの端末にあるトーク履歴のスクリーンショットを撮ることで、データを保存することができるかもしれません。