スマホのバッテリーが減ってきた??バッテリー交換の手順と費用まとめ
スマホのバッテリーの持ちが悪くなる原因や、機種変更せずにバッテリーを交換する方法、その際にかかるキャリアごとの費用、バッテリーが劣化するのを防ぎ、できるだけ長持ちさせるための方法について、詳しく紹介しています。
バッテリーの持ちが悪くなる原因
スマホのバッテリーの持ちが悪くなる一番の原因には、バッテリーの劣化が挙げられます。スマホのバッテリーは、充電を繰り返していると次第に劣化していきます。大体500回充電を繰り返すと、最大容量の5割ほどに劣化をしてしまうともいわれています。そのため、1年以上使っていると、バッテリーの容量が半分ほどになっていると考えられます。これでは持ちが悪くなるのも納得です。
他には、インストールしているアプリがバッテリー消費が激しいものである可能性も考えられます。その場合は、疑わしいアプリを削除してみましょう。
ちなみに、スマホのバッテリー残量は、iPhoneなら「設定アプリ→バッテリー→バッテリーの状態→最大容量」で確認することができます。Androidにはこの機能はありません。
機種変更をしなくてもバッテリの交換はできる
機種変更となると、スマホ自体を購入することになるため高額の費用がかかります。バッテリーのみを交換した方が費用はおさえられますが、現在使われているほとんどのスマホは、バッテリーが埋め込まれていて、素人では取り外しができないため、修理扱いでメーカーに出して交換してもらう必要があります。
Androidの場合は各キャリアに対応してもらう形になりますが、iPhoneの場合はApple Storeの直営店またはApple Storeのオンライン修理サービスに依頼しなければいけません。ドコモではオンラインでバッテリー交換の依頼をすることも可能ですが、ロックの解除ができない場合などは、ショップでのみ受付が可能となります。
保険に入っているとさらに安くなる
iPhoneでバッテリー交換をする場合
Apple Careの保証対象 0円
保証対象外 iPhone8、8Plus以前のモデル 5,400円 それ以降のモデル 7,400円
ドコモでバッテリー交換をする場合
保険は特になく、7,500円〜8,500円で交換
auでバッテリー交換をする場合
故障紛失サポートに加入している場合 1回目5,000円 2回目8,000円 25ヶ月使用していれば2,000円引き
加入していない場合 費用は非公開であるものの大体1万円くらい
ソフトバンクでバッテリー交換する場合
安心保証パック(プラス)に加入している場合 同じ機種を1年以上使っていれば3,000円引き
加入していない場合 7,500円〜8,500円
バッテリーをできるだけ長く持たせるには
スマホのバッテリーをできるだけ長持ちさせるためには、以下の方法があります。
・充電が完了している状態にもかかわらず充電をし続けている状態にしない。
・高温状態での使用を避ける。
・BluetoothやWi-Fi、位置情報は使わない時はオフにしておく。
・通信機能が必要ない時には機内モードをオンにしておく。
・画面の明るさは最大にせず低めに設定しておく
・ライブ壁紙などは使わないようにする。
・Siriをオフにしておく
不要な充電を避けたり、普段何気なく設定している内容を変更しておくだけで、バッテリーの劣化を防ぐことにつながります。無駄に電力を消費しないことが、スマホのバッテリーを長持ちさせるためには重要なのです。
最後に
スマホのバッテリーを交換するには、保険の加入状況にもよりますが、修理扱いとなり、少なからず費用がかかるケースが多いです。なるべくバッテリーを劣化させないためにも、日々の積み重ねでできるだけ長持ちさせることを心がけましょう。