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カメラ初心者必見!一眼レフカメラの選び方と基準

カメラ初心者必見!一眼レフカメラの選び方と基準

初心者が選ぶ時のポイント・基準はどんなことがあるのでしょう。ポイントを学んで自分にあったカメラを選びましょう。

メーカーは慎重に選ぼう

国内大手の一眼レフカメラメーカーとしては、キャノンかニコンかが挙げられます。
一眼レフカメラのレンズは、メーカーが異なると互換性がないため初めて購入するメーカーのカメラをその後も買い続けることが多いです。そのため、最初のカメラメーカー選びは慎重に行う必要があります。

どこが大手?

一眼レフカメラのシェアはキャノンとニコンで90%のシェアがあるため、まずは、キャノンかニコンの2社に絞って検討すれば間違いはないでしょう。また、万が一操作がわからないことがあると、有名メーカーのカメラを持っていれば同じメーカーのカメラを持っている人も多いため質問もしやすいのがメリットです。

何が違う?

さて、キャノンとニコンでどう違うのかというと、ニコンはもともとレンズメーカーでレンズの設計を専門としています。一方、キャノンは創業当初からカメラを開発していました。一般的には、ニコンは撮影者の気持ちを考えて操作性を良くしたカメラ作りを行い、キャノンは写真の仕上がりが美しくなることを目標としたカメラと言われています。

オートフォーカス

オートフォーカス性能にも違いがあります。ニコンのオートフォーカスはキャノンに比べてピントが合うまでの時間が長いです。その代わり、キャノンよりも正確にフォーカスを合わせてくれます。しかしスポーツ撮影など、動きの速い被写体を撮影するときには、多少ピントが甘くてもフォーカッシングが早いキャノンの方がお勧めです。

ボディ選びのポイント

実際に一眼レフを購入する場合には、ボディを選んでレンズも選ぶ必要があります。

イメージセンサーの解像度

まずはボディー選びのポイントですが、最初にイメージセンサーの解像度を確認します。数千万画素とスペックには記載されていますが数値が大きくなるほど解像度が高いため、くっきりとした写真が撮れるようになります。初心者向けとなるとAPS-Cを搭載したカメラがお勧めです。

撮影モード

次に気にするべきポイントは、撮影モードについてです。一眼レフカメラですので、絞りとシャッタースピードを自分で決定できるマニュアルモードは必ずついていますが、例えば人物を撮るためのポートレートモードや、スポーツを撮るためのスポーツモード、夜景を撮るための夜景モードなどモードが多数あるものであると初心者でも撮影の際に失敗することはありません。最近の高級モデルではカメラに内蔵されたコンピューターが自動的に被写体を判別して最適なモードで撮影する、おまかせモードがついているカメラもあります。

主な初心者向けモデルとは?

ニコン

主な一眼レフとして、ニコンの場合は、D1桁シリーズハイスペックのプロ用モデル、D2桁シリーズは中級者向け、D3桁シリーズは、ハイアマチュア向け、D4桁シリーズはAPS-Cのイメージセンサーを搭載した初心者向けとなります。

キャノン

一方、キャノンの場合は、EOS-1Dシリーズが、ハイスペックのプロ用モデルとなり、EOS-2桁Dシリーズが、APS-Cのイメージセンサーを搭載した中級者向けモデル、EOS-5Dシリーズが、フルサイズのイメージセンサーを搭載したハイアマチュア向けモデル、EOSKissシリーズは、APS-Cイメージセンサー搭載の初心者向けモデルとなります。

そのため、初心者にオススメの一眼レフモデルとしては、ニコンであればD4桁シリーズ、キャノンであればEOSKissシリーズとなります。

レンズ選びのポイント

レンズの倍率

次に、レンズの選び方ですが、レンズは何を撮るかによって選び方が変わってきます。初心者が気にすべきレンズ性能は、レンズの倍率とレンズの明るさです。運動会など遠方から子供の写真を撮影するのであれば、200ミリから300ミリ程度の高倍率のレンズが良いでしょう。

シチュエーションに合わせる

風景写真を撮るのであれば、35ミリなどの広角レンズが適切であるといえます。ただし、倍率を変更するためにレンズを交換するのは、手間がかかりますので、ズームレンズという倍率が変更できるレンズがあり初心者にはオススメです。ズームレンズも広角寄りのものや望遠寄りのものなど豊富にバリエーションがあるため、自分の撮影したいものに合わせて選んでみましょう。

レンズの明るさ

次に気にすべきなのがレンズの明るさです。レンズにはF値というスペックが記載されています。この値が小さいほど明るいレンズとなります。一般的に、望遠レンズになるほど、レンズの枚数が多くなるためイメージセンサーに届く光の量が少なくなり、絞りを開放にしたとしてもシャッタースピードが長くなり、写真がブレやすくなります。F値が小さいほどレンズは高額になりますが、可能な限りF値の小さいレンズを選ぶとミスが減ります。また、F値が小さいレンズを持っていると、選択できる絞り値の幅も広くなりますので、一眼レフの持ち味を生かした写真を撮りやすくなります。

なお、カメラを購入する際には、カメラ店によってボディとレンズがセットになったものが安く販売されていることがあります。最初の一台は、セット購入も良いかもしれません。