家事の時短に欠かせない!ルンバの選び方のポイント
共働き・一人暮らしや子育て中で家事にかける時間がなかなか割けない時に便利なのがルンバです。
ルンバは家電の中では高価な商品ですが、家電マニアだけでなく一般ユーザーにもファンが多く、時短アイテムとして重宝されています。
そこでここではルンバを購入する際のポイントやおすすめの型番を紹介します。
ルンバとは?
ルンバはiRobotから発売されているロボット掃除機です。
2002年に初めて発売され、それ以降複数の大手家電メーカーが類似品を発売するものの、ロボット掃除機のシェアにおいてはトップを走り続けています。ルンバの便利な点はやはり仕事などで家を空けている間でも指定した時間になったら勝手にルンバが動いて掃除を済ませてくれる点でしょう。
通常の掃除機とは違い、小さくて薄いのでベッドの下など普段掃除をするのが難しい場所もスムーズに掃除することが可能です。
また、同社から発売されているルンバのお掃除ロボットとして、拭き掃除に特化したブラーバが挙げられ、これを併用することで床をきれいにすることができます。
ルンバを購入する際にチェックしておきたいポイント
ルンバを購入する際にしっかりと確認しておくべきポイントが「部屋の間取り」「アプリ連携」の2点です。
ルンバには「iAdapt」と呼ばれる人工知能が搭載されています。これによって空間認識を行い、部屋にある障害物の位置や部屋の広さを把握して掃除をしてくれるのですが、iAdaptのバージョンによって複数の部屋の掃除に対応できたり、逆に1LDK程度の広さの部屋にしか対応できなかったりするので確認しましょう。
また、ルンバの中にはスマホアプリを入れることでルンバをコントロールすることができるものもあります。
この機能は上位機種に多く、スマホアプリだけでなくスマートスピーカーとも連携できるのでより便利にルンバを使いたいならアプリ連携機能が付いているものがおすすめです。
とにかく掃除ができれば良いならルンバ622
ルンバ622は現行モデルの中でも最も古い型になります。
そのため、大体30,000円程度で購入することができ、とにかく安いもので良いと考えているならルンバ622がおすすめです。ただ、ルンバ622はスケジュール機能が搭載されていないことから、原則在宅時しか使うことができません。
また、ナビゲーション能力に関しても搭載している人工知能は初代iAdaptでカメラを搭載しておらず、長い髪の毛が絡まったり、同じ場所を何回も掃除したりするなどして時間がかかってしまう傾向があります。
ただルンバのお手入れ頻度は基本的にどの機種も同じなので、多少不便な点はあっても安いお掃除ロボットが欲しい時には622がおすすめです。部屋がフローリングで1LDK程度とあまり広くないならルンバ622のスペックでも問題なく掃除ができます。
ナビゲーション機能にこだわりたいならルンバ980
ルンバ9680はルンバi7シリーズの前の機種にあたります。
価格は69,800円(税抜)であり、iAdapt2.0を搭載している点が魅力です。iAdapt2.0から自分の位置を把握して効率よくルンバが動くビジュアルローカリゼーションシステムを搭載しています。
それまでのルンバは自分の位置を把握できないために複数箇所を何度も掃除してしまうことが原因で充電が切れてしまっていましたがビジュアルローカリゼーションシステムを搭載したことによってそれを防ぐことが可能になり、広範囲はもちろん複数の部屋の掃除にも対応できるようになりました。
吸引力に関してはルンバ622の5倍となっており、カーペットに絡まった毛もしっかり吸い取ることができます。
利便性にこだわるならルンバi7+
ルンバの最上位機種にあたるのがi7+です。
価格が129,800円(税抜)とルンバの中でも最も高価ではありますが、ルンバの中で唯一自動ごみ捨て機能が付いており、ごみ捨てが1週間に1回程度で良い点が便利でしょう。ダストボックス水洗いできることから、普段のお手入れも簡単です。
また、i7シリーズは吸引力が従来の10倍にアップしており、細かいごみやカーペットに付いた毛もしっかり吸い取ることができます。ナビゲーション能力に関しても最上位にあたるiAdapt3.0を搭載しており、学習機能によって最適ルートで複数の部屋を掃除することができます。
それに加えて、i7シリーズはブラーバとの連携もスムーズで、ルンバの清掃が終わったら自動的にブラーバによる拭き掃除が始まる機能も搭載されています。したがって、複数の部屋をしっかり掃除したいと思っている人におすすめの機種です。
コストパフォーマンスを重視するならルンバe5
ルンバe5は2018年に発売されたモデルであり49,800円(税抜)とルンバの中でも低価格帯の商品にあたります。
この安さでありながら上位機種並みの性能を実現しており、2018年には家電専門サイト「家電Watch」のユーザー投票によって決まる「家電大昇2018」においてグランプリとロボット掃除機部門賞を獲得しています。
i7シリーズ同様ダストボックスを水洗いすることが可能であり、ゴム製ブラシやスマホ連携機能など機能も充実しているのでかなりコストパフォーマンスの良い商品と言えるでしょう。960シリーズと吸引力もそれほど変わらず、低価格でしっかり部屋の中を掃除することができます。
ただし、ルンバe5に搭載されている人工知能は初代iAdaptであり、複数の部屋の掃除には向いていません。そのため、1LDKまでの部屋でペットを飼っていてしっかりペットの毛も吸引したい人などにはルンバe5がおすすめです。
予算に合わせて自分の家に合ったものを!
ルンバは値段と性能が比例する商品であり、とにかく掃除できれば良いなら安いモデルを、複数の部屋をしっかり掃除したいなら高価なモデルを購入するのがおすすめです。
自分の部屋の広さや予算などをしっかり考えたうえで自分の家に合ったルンバを選んでください。