最新の万能マウント!shortyについて紹介!
アクションカメラの口火を切り、身に着けることを前提としたコンパクトなデザインと防水などの機能を備えるGoPro。様々なマウントに装着することでスピード感のある映像の撮影を可能とするこのGoProですが、集合写真や定点撮影などへの活用を想定して三脚の購入を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、2017年にGoPro HERO6と共に発売されたアクセサリーである「shorty」について、その使い方やオススメの撮影シーンなどを紹介するので参考にしてみてください。
「shorty」とは
shortyとは、使い方次第で自撮り棒やハンドグリップとしても活用が可能な、GoPro専用の小型卓上三脚です。税込み5,000円程度で購入できるこの三脚の特徴としては、何よりも軽く、コンパクトであることが挙げられます。折りたたまれた状態では、長さ11.7cm・重量は66gと手のひらサイズで軽く、GoProケイシーにも余裕で入るのはもちろん、ポケットに入れて簡単に持ち運ぶこともできます。
安定感抜群
この状態から4段階の拡張が可能で、最大で11cm伸びて22.7cmの高さになります。また、非常に優れた携帯性もさることながら、その軽量さを感じさせないほど十分な安定感も備えており、しっかりとGoProを支えることができます。加えて、三脚の脚となる部分を閉じたままグリップとしても使うことができ、支柱を延ばせば自撮り棒にもなる使い勝手の良さが魅力です。
使いかた
どのように使えるのかに関しては、まずハウジングに入れた状態のGoProとshortyを用意してください。ハウジングの下部には横に穴の開いた2つの出っ張りがありますが、この部分とshortyの上部にある同じような形をした3つの出っ張りを組み合わせることで固定します。開封直後のshortyのジョイント部分には1本のネジが通されていますが、GoProを取り付けるためには、これを緩めて一旦取り外す必要があります。
ネジを外したら
次に、GoProとshortyの出っ張りに空いている穴を重ね、再びネジを締めて固定してください。このネジは頭が小さく締めにくいのですが、他のGoProアクセサリーに付いているノブスクリューとは異なり、GoProの360度カメラ「Fusion」を使用する際に写り込まないよう配慮がなされています。そのため、他のモデルを使用する場合は、ノブスクリューと交換しても問題はありません。
高さの調整
高さの調節は、shorty上部を持ち上げるようにメインとなる支柱を引き出して行ってください。各段階ごとにロックされることはありませんが、自重で下がってしまうようなこともありません。三脚として使用する場合は、shorty底部にある三角形の穴に指をかけて脚を開きます。それぞれの脚が連動している訳ではないので、いっぱいに開ききったことをきちんと確認することが重要になります。自撮り棒などとして使用する際は、グリップとなる脚部の外側が多少滑りやすくなっているので、ウィンタースポーツなどで手袋をして持つ時は特に注意が必要です。
どんな撮影にオススメ?
shortyを取り付けたGoProがどんな撮影に向いているのかというと、「振動を抑える必要がある撮影」や「集合写真」にオススメです。前者に関しては、三脚として使用することで可能な限りの揺れを抑えることができます。特に、手ブレが目立ちがちな夜間及び暗い場所での撮影や、定点撮影で数秒程度の感覚で撮った画像をつなげ、コマ送り動画のような映像にするタイムラプスの撮影に最適といえるでしょう。手持ちでは困難な揺れの抑制を、安定感抜群のshortyが実現してくれます。
「集合写真」にもオススメ
後者でも、三脚として使用することで場所を選ばず安定した撮影が可能となります。これに関しては、GoProHERO5以降のモデルには音声コントロール機能が搭載されているため、手の届かない離れた場所からのグループ写真の撮影において、心強い味方になるはずです。他にも、グリップとしてウェアラブルカメラ特有の迫力ある映像や、人間の視点とは異なる角度から撮れる映像の撮影にも活躍が期待できます。
自撮りも可能
自撮りについては、GoProの強みである広角レンズならばshortyの長さでも十分に対応可能で、旅行先などへの携帯も簡単なため、手軽に撮影を始められるでしょう。撮影した映像は、専用のアプリを用いてパソコンやスマホで編集することもでき、思い出として残すのはもちろん、SNSにアップするなど楽しみの幅も広がります。
まとめ
同じような機能を持ったアクセサリーとしては他にも、拡張時の長さに勝る「3Way」などが挙げられますが、コンパクトさや軽さ、撮影時の安定感ではshortyに分があります。様々な用途に用いられる汎用性と持ち運びのしやすさから、既にGoProを愛用している方だけでなく、今後利用を検討している方にとっても最適のアクセサリーではないでしょうか。